世界的栄誉に輝く「L’evo」の谷口シェフが選んだ樽!「三郎丸」のシングルカスクウイスキー発売

富山県の三郎丸蒸留所を運営する若鶴酒造が、同県の利賀村にあるオーベルジュ「Cuisine regionale L’evo(キュイジーヌ レジョナル レヴォ)」とコラボレーションしたボトル「三郎丸 I THE MAGICIAN for L’evo(さぶろうまる ファースト ザ・マジシャン フォー レヴォ)」を販売する。

若鶴酒造オンラインショップ「私と、ALC.」にて、7月28日(木)から抽選販売の申込受付を開始するとのこと。有名シェフが自ら樽を選んだウイスキー、試してみたくないだろうか。

二度の「今年のシェフ賞」を受賞した谷口氏

谷口英司氏がシェフを務める「L’evo」は、真の地産地消を貫くことを理想とした店だ。

1976年大阪生まれの谷口氏は。高校卒業後に就職したホテルでフランス料理と出会い、日本国内やフランスで修業。2010年に富山に移り、2014年に「L’evo」を立ち上げた。『ゴ・エ・ミヨ東京・北陸 2017』で最高賞の「今年のシェフ賞」を受賞、『ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版』で一つ星を獲得している。

2020年、自らの理想を形にしたオーベルジュ「L’evo」を利賀村に移転オープン。2021年には『ミシュランガイド北陸 2021 特別版』で二つ星を獲得。そして今年、『ゴ・エ・ミヨ 2022』で2度目となる「今年のシェフ賞」を受賞した。

谷口氏への敬意を表したウイスキー「三郎丸 I for L’evo」

雄大な山々に囲まれ、手つかずの自然が残る利賀村で真の地産地消を貫くオーベルジュ「L’evo」。常に進化し続け、前衛的地方料理の価値を提供する谷口シェフに敬意を表して、特別にボトリングされたものが「三郎丸 I for L’evo」だ。

同店は、2020年に富山市から南砺市利賀村に移転。今回は、その利賀村で育ったミズナラを、南砺市井波にある「三四郎樽工房」にてミズナラヘッド樽に加工し、2018年蒸留の三郎丸蒸留所のモルト原酒を詰めて熟成させた。

樽の選定は、三郎丸蒸留所のマネージャー&マスターブレンダーである稲垣貴彦氏と相談を重ねながら、谷口氏自らが数ある樽の中から行った。完成したボトルは、稲垣氏が7月26日(火)に谷口シェフのもとへ届けたという。

ボトルの抽選販売のほか「L’evo」でも味わえる

同ボトルは、若鶴酒造オンラインショップにて会員限定で抽選販売を行う。「L’evo」に関してのクイズに答えた上、応募する形になる。

「L’evo」の店内でも同ボトルのウイスキーを味わえるが、ただし、レストランでのボトル販売は行わないため注意を*。

前衛的地方料理を謳う谷口氏が選んだ樽はどのような味わいなのか。期待の1本に心を馳せたい。

三郎丸 I THE MAGICIAN for L’evo
希望小売価格:33,000円(税込)
申込期間:7月28日(木)12:30~8月2日(火)23:59
当選者発表日:8月4日(木)
蒸留年:2018年
アルコール分:60%
容量:700ml
販売本数:208本
私と、ALC.:https://wakatsuru.shop-pro.jp/?pid=169490301

Cuisine regionale L’evo
所在地:富山県南砺市利賀村大勘場田島100番地
営業時間:ランチ12:00/12:30、ディナー18:00/19:00
※コース料理のみ2部制
定休日:水曜
公式サイト:https://levo.toyama.jp

(田原昌)

* 販売に関する問い合わせは受け付けていない