ニューヨーク発祥の腕時計ブランド「BENRUS(ベンラス)」から、70年代のミリタリーウォッチの復刻モデルと、その復刻モデルを“ジャーナル スタンダード流”に仕立てた別注モデルが登場する。同商品はすでにBAYCREW’Sストアにて予約を開始しており、7月中旬にはジャーナル スタンダード各店でも購入可能とのこと。
米軍特殊部隊やCIAエージェントなどにも提供できるほど堅牢なミリタリーウォッチだが、普段着にも合わせやすそうだ。
アメリカ政府御用達となった腕時計ブランド
1921年にベンジャミン・ラズラスと2人の兄弟が設立したBENRUS。BENRUSの名は、ラズラスのファーストネームの最初の音節と、ファミリーネームの最後の音節から付けられている。
その名が世に知れ渡ったのは、軍用時計を生産するメーカーとしてアメリカ政府御用達となったベトナム戦争時。ベンラスは、1960年代初頭、兵士のためにフィールドウォッチを製造する「MIL-W-3818B」契約の基準を満たす、唯一のブランドとなっていた。
秘密作戦のために製造された「TYPE-I」と「TYPE-II」
その後、ベンラスは米軍と「MIL-W-50717」契約を結び、特に秘密作戦のための新しいダイバーズウォッチの設計および製造を担当。今回の復刻モデルのオリジナルである、「TYPE-I」と「TYPE-II」がこの世に生み出された。
ケースは、鋼ブロックから機械加工されたモノコックで、裏蓋が無い堅牢なデザインだ。「TYPE-II」は、戦時下に適した12/24時間のダイヤルを備えていた。
復刻版「TYPE-I」「TYPE-II」はオリジナルを忠実に再現
今回の復刻モデルは、当時の資料(MIL-W-50717)を基にして忠実に再現。オリジナルは機械式だったが、復刻モデルではスイス製クォーツムーブメントを採用し、より軽量で扱いやすく、精度が高い仕様とした。
数量限定の“ジャーナル スタンダード別注モデル”も
「TYPE-II」をベースにした“ジャーナル スタンダード別注モデル”では、シックなブラックによってミリタリー特有の武骨さを抑えつつ、レッドの秒針を採用して視認性向上とデザイン的なアクセントを両立。また、あえてブランドロゴを廃し、プロダクトそのものの完成度を際立たせている。
ミリタリーアイテムが好きな人はもちろん、様々なコーディネイトにマッチする汎用性の高さも魅力だ。
BENRUS×ジャーナル スタンダード別注モデル
取り扱い店舗:JOURNAL STANDARD各店
BAYCREW’Sストア予約ページ:https://baycrews.jp/item/detail/journalstandard/acc/22002610000430?q_sclrcd=001
BENRUS公式サイト:https://benrus.jp/
(zlatan)
※価格はすべて税込