新御徒町~蔵前エリアに“バーテンダーが営むタチノミ”の店「NOMURA SHOTEN」オープン

御徒町から蔵前にかけて、話題の雑貨店やカフェなどが立ち並ぶ「カチクラ(徒蔵)」と呼ばれるエリアがある。

そのカチクラエリアの一部である東京・台東区の三筋に、5月14日(土)、バーテンダーの野村空人氏がオーナーを務める「NOMURA SHOTEN(ノムラショウテン)」がオープン。近隣の人々がふらっと立ち寄れる角打ちスペースを設置しているのが特長だ。

数々の実績を持つバーテンダー・野村空人氏が手がける店

オーナーの野村氏は、ロンドンで7年間バーテンダーとして活躍後、渋谷にある「FUGLEN TOKYO」にて数々の賞を受賞。その後、兜町ホテルK5のバープロデュースをはじめ、さまざまなカクテル・ドリンクのメニュー開発やディレクションを手掛けてきた。

「NOMURA SHOTEN」は、こだわりのスピリッツとツマミが楽しめるタチノミ・リカーショップとして、野村氏の視点から“人と酒のあらたな接点”を生み出す。

店内では、ウイスキーなどの洋酒やボトルドカクテルをはじめ、野村氏がセレクトした上質で希少な酒類を販売。

首里最古の蔵元として知られる瑞穂酒造が沖縄で発足したラム作りプロジェクトによる「ONERUM Single Island Series」、宮崎県・松露酒造や鹿児島県・大山甚七商店による焼酎各種他、厳選したクラフトビール、ナチュラルワインなど、豊富なラインナップを楽しめる。

角打ちスペースや店内で酒とフードを楽しむ

店舗デザインは、「FUGLEN TOKYO」も手掛けたNORWEGIAN ICONSの福田和貴子氏が担当。

もともと倉庫だった躯体を活かしたインダストリアルな世界観の中、周囲を囲えるテイスティングカウンターを店内に配することで、誰もがフラットに酒を楽しめる空間を作り出した。

店内では、「ジンを選べるジントニック」「ウィスキーを選べるハイボール」など、リカーショップならではの品揃えを活かしたドリンクが楽しめる。

また酒のお供には、「野菜のピクルス(¥500)」「オイルサーディン(¥750)」などのおつまみメニューが最適。軽くつまめるものから「母のドライカレー(¥1,000)」のように食べ応えがあるものまで、幅広くフードメニューを用意している。

さらに、兜町ホテルk5内のレストラン「caveman」のヘッドシェフ・熊取谷准氏が監修する「豚の角煮のバオ(¥850)」「焼き野菜とナッツソースのバオ(¥850)」も一食の価値ありだ。

新たにオープンした「NOMURA SHOTEN」で、美味い酒を飲みながら、1人の時間や大切な人との語らいを楽しみたい。

NOMURA SHOTEN(ノムラショウテン)
所在地:東京都台東区三筋2-5-7 カミヤミスジクラマエ1F
営業時間:15時~22時
定休日:月曜、年末年始
NOMURA SHOTEN 公式HP:https://r-k-k.jp/pages/nomurashoten

(IKKI)

※価格は全て税込