トレンドの「宝石」について超深掘り!『決定版 アンカットダイヤモンド』

いま、国立科学博物館にて開催中の特別展「宝石」が話題を呼んでいる。

そこで今回は、現在、多くの人々から注目を集めている“宝石”にまつわる書籍をご紹介。それが、世界文化社が刊行する『決定版 アンカットダイヤモンド』だ。

世界でオンリーワンの輝きを放つ”アンカットダイヤモンド”

ダイヤモンドは、14世紀頃に研磨技術が登場するまで 2100年もの間、人の手が加えられることなく、地球が生み出したままの姿で、お守りとして、権威の象徴として、人々を魅了してきた。今回、同著で大きく取り上げる“アンカットダイヤモンド”とは、原石の形を保ったままの無加工ダイヤモンドのことをいう。

書籍には、このアンカットダイヤモンドの品質の見分け方や、価値の判断に役立つ写真を多数収録。アンカットダイヤモンドの特質を、アンゴラ・ブラジル・ロシアなど産地ごとの特徴、サイズ、様々な形や模様、特徴的なトライゴン、蛍光性、個体の個性に分けて、それぞれ豊富な写真で紹介している。

また、巻末には珍しいダニエル・コレクションやジュエリーも掲載。専門家から愛好家まで、ダイヤを愛するすべての人に訴求する決定版だ。

宝石業界の第一人者・諏訪恭一氏が語る“アンカットダイヤモンド”の魅力

著者はCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)色石委員会副委員長、ICA(国際色石協会)執行委員、日本ジュエリー協会理事など多くの肩書を持つ諏訪恭一氏。

「アンカットダイヤモンドには研磨してしまうには惜しい、魅力的なダイヤモンドがあることを広く知ってほしい」と、著者自身の長年の知見を基に、クオリティスケール・品質の3ゾーン・色相といった判断の基準を掲載した。

魅惑のダイヤモンドワールドを、本を通して堪能してみては。

決定版 アンカットダイヤモンド
著者:諏訪恭一
発売日:2022年2月15日(火)
定価:4,400円(税込)
発行:世界文化社
詳細:https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/22402.html

(IKKI)