インテリア、内装に興味がある人には耳よりの話題だ。
サンゲツが、建築家 隈研吾⽒とのコラボレーションによる「KAGETOHIKARI(カゲトヒカリ)」コレクションにて、国際的に権威のあるデザイン賞「iF デザインアワード 2022」を受賞した。
「KAGETOHIKARI」コレクション【壁紙・カーペットタイル】
「KAGETOHIKARI」は、⽇本の伝統美の象徴である「カゲ」と「ヒカリ」を、壁紙や床材で表現した内装材コレクションだ。
本プロジェクトでは、「カゲ」と「ヒカリ」、その中に⽣まれる「移ろい」「揺らぎ」「重なり」という現象をテーマにデザインを発想。⽇本の伝統的な素材を⽤いて、卓越した技術者・職⼈たちの匠の技を駆使することで、商品の⾒た⽬だけでなく、⼿触りや奥⾏き、空気感を表現する、新しい空間体験の創造に挑戦した。
⻑い歴史を誇るiF デザインアワード
ドイツのiF インターナショナル・フォーラム・デザイン(iF International Forum Design GmbH)が主催する「iF デザインアワード」は、1954 年からの⻑い歴史を誇り、世界で最も認知されているデザインアワードのひとつだ。
プロダクトはじめ、パッケージ、コミュニケーション、インテリア・内装、プロフェッショナル・コンセプト、サービスデザイン、建築、ユーザーエクスペリエンス、ユーザーインターフェースの9つの分野で構成され、今回「KAGETOHIKARI」はプロダクト分野で受賞した。
「カゲ」と「ヒカリ」をテーマにしたラインナップ
同プロジェクトは、建築家 隈研吾⽒とのコラボレーションにより誕⽣した、⽇本⼈の美意識と建築空間をつなぐ壁紙と床材のコレクション。素材感による温もり、⼿触り感など、五感に響くデザインを、オノマトペを頼りに表現したラインナップだ。
しゃらしゃら SHARA SHARA
「どこまでも深みが続くように」。
幾重にもかさなった線が⾵になびくと鳴る「しゃらしゃら」という⾳。線に⽣じる「カゲ」が織り成す奥⾏き感を表現した。
もわもわ MOWA MOWA
「揺らぎの連続が移ろいゆく」。
「ヒカリ」の中に現れる「もわもわ」とした有機的な「カゲ」の形。ゆっくりと流れる時間の移ろいと空気感を表現した。
つぶつぶ TUBU TUBU
「屹⽴するつぶたちの表現⼒」。
「カゲ」の中のつぶつぶ。その不均⼀さや凹凸感のバランスを追求することで、「カゲ」が本来⽣みだしている⼒強さや温かみを表現した。
壁紙もカーペットタイルも、まるで美術品のような美しさ。住み替えやセカンドハウスを建てる際の参考にしてみては。
「KAGETOHIKARI」ブランドサイト:https://www.sangetsu.co.jp/newproduct/kagetohikari/
(MOCA.O)