現存するスコットランド最古のウィスキー蒸溜所・グレンタレットからスペシャルな一本が届く。
フランスを代表するクリスタルガラスメゾン「ラリック」。その職人が手掛けたボトルに詰めた「ザ グレンタレット プロヴェナンス バイ ラリック」が2月9日(水)に発売される。
グレンタレット×ラリックによる「トリニティ」シリーズ
2019年にラリックグループへ統合されたグレンタレット。本品はエクスクルーシブな「トリニティ」シリーズの第1弾として発売される。
グレンタレットとラリックの芸術性におけるコラボレーションは、ウィスキー製造に対するハンドクラフトのアプローチを支える3つの基準、PROVENANCE(真正なる起源)、PROWESS(卓越性)、PASSION(情熱)の「トリニティ(三位一体)」を祝している。
大麦をインスピレーション源としたラリックのボトル
ボトルデザインは、ウィスキーの主原料である大麦をインスピレーション源とし、ラリックのアート&クリエイティブ・ディレクターであるマーク・ラミノー氏が手掛けた。
ラリックの職人による卓越した制作工程を経て完成されたボトルには、そよ風にゆっくりと揺れる大麦畑の美しい情景が、クリアとサテン仕上げのクリスタルを通して表現されている。
シリアルナンバーと共に「Lalique France」のサインが刻まれたボトルは、エレガントなオークのキャビネットに収められている。
ウィスキーは33年物のシングルモルト
ウィスキーはボブ・ダルガーノ氏が手掛け、1987年12月4日に樽詰めされた3樽を厳選し、33回目の日となる2020年12月4日にボトル詰めされた。
その豊かなテイストは、ジンジャー、ブランデー漬けのチェリー、芳醇なスルタナレーズンから始まり、シナモンとデーツのほのかな香り、そしてオークと青りんごの柔らかな余韻へと続く。
新たな局面を迎えた「ザ グレンタレット」
スコットランド、クリフ郊外に位置するグレンタレット蒸溜所の歴史は古く、1763年の文書では、熱心な醸造家・蒸溜家でもあったオクタータイアのマレー男爵家が所有と記録されている。
その後、250年の時を経て、2019年にグレンタレットはラリックグループに統合された。マスターウイスキーメーカーにはマッカランなど有名蒸溜所での確かな実績を持つボブ・ダルガーノ氏を招き、全てのポートフォリオを一新した。
2021年には蒸溜所内に新たに「ザ グレンタレット ラリック レストラン」をオープン。
ラリックスタイルに改装されたエレガントなサロンやバーでは、高いホスピタリティと共にユニークな美食体験を提供している。近年、グレンタレットは新旧の融合を急速に進め、新たな局面を迎えている。
世界320点限定。「ラリック」ファン、モルト愛好家ともに注目のボトルとなるだろう。
ザ グレンタレット プロヴェナンス バイ ラリック
シングルモルト
価格:2,200,000円(税込)
アルコール度数:43.7%
容量:700ml
公式サイト:https://lalique.jp/
(Yuko Ogawa)