これまで知らなかった、新しいアーティストや楽曲を巡り合えるサービスが登場した。
ビルボードジャパンは、新たに12月8日(水)から、ショートムービープラットフォーム「TikTok」上における楽曲人気を測るチャート「TikTok Weekly Top 20」の発表を開始した。
■新しいアーティストや楽曲との出会いの場に
ビルボードジャパンでは、総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」を運営しているが、近年、SNSでの拡散が楽曲人気の火付け役となっており、とりわけユーザーが制作・生成したコンテンツ「UGC」の影響力がますます高まっている。
そうした背景を踏まえ、ビルボードジャパンではこれまで、TikTokと共同で音楽番組『NEXT FIRE』を配信するなど、次世代アーティストの発掘や支援を行ってきた。
今回、こうした発掘・支援の進化形として、両者が保有するデータリソースやノウハウを活用して、毎週水曜日に「TikTok Weekly Top 20」を発表する運びとなったという。このチャートは、ユーザーにとって新しいアーティストや楽曲との出会いの場となり、また、アーティストにとって活動への支援の場になるものと考えているという。
■実際のトレンドをより敏感に反映したランキング
ビルボードジャパンでは、すでに「TikTok HOT SONG Weekly Ranking」をデイリーニュースとして発表しているが、これは、TikTok上の視聴数をベースにしたもの。
今回新たにスタートする「TikTok Weekly Top 20」では、動画において楽曲がどのように使われ、視聴されているのかを数値化したデータをTikTokから受領し、それにビルボードジャパンが独自開発した係数を乗じて上位20曲までのランキングを生成する。これにより、実際のトレンドをより敏感に反映したランキングの提供が可能となるという。
毎週水曜日、このリアルなランキングを楽しみにしたい。
ビルボードジャパン
HP http://www.billboard-japan.com/
(suzuki)