”泡”といえば、シャンパンやカヴァなどのスパークリングワインが思い浮かぶ。
しかし、日本酒にも本格的なスパークリング清酒があることをご存知だろうか。
■「Kura Master 2020」で最高賞受賞
群馬県利根郡川場村の永井酒造が開発した、伝統的な日本酒製法に瓶内2次発酵を取り入れた本格的なスパークリング清酒「MIZUBASHO PURE」が、フランス国内のトップソムリエ達が厳正な審査を行う国際日本酒コンテスト「Kura Master 2020」サケ・スパークリング部門最高賞である審査員賞を受賞した。
「Kura Master」はフランスのトップソムリエ達がブラインドで厳正審査を行う国際日本酒コンテスト。本年のパリでの本審査会では、4名のMOF(フランス国家最優秀職人章)ソムリエを含む、トップソムリエやワインジャーナリストら51名の審査員がブラインドテイスティング審査を行った。
■進化を続けるスパークリング清酒
世界初の瓶内2次発酵、透明で5気圧を越える本格的なスパークリング清酒を目指し、商品開発を2003年にスタートした。
700回のトライ&エラーを繰り返した後、 2006年にフランスのシャンパーニュ地方におよそ1ヶ月間研修に行き、多くのメゾンや研究所のスタッフから大きなヒントを得ることが出来た。
そして2008年、 伝統的なシャンパン製法と伝統的な日本酒製法を融合した「MIZUBASHO PURE」が完成致した。正にフランス文化と日本文化が結集されたハイブリッド酒の誕生だ。
以来毎年の目標に、前年の「MIZUBASHO PURE」を超え進化を続けること、を掲げ続けてきた。改革なき酒づくりに未来はない、という思いで工夫を重ねてきたことが、世界のトップシェフ達が「初めての食感」と驚嘆する逸品を生み、今回の受賞につながった。
MIZUBASHO PURE
製品タイプ:スパークリング清酒
使用米:山田錦100%
■受賞記念の5本セットを限定発売
「MIZUBASHO PURE」をはじめとして、永井酒造は今回のコンテストで5部門で受賞した。
純米大吟醸酒部門 プラチナ賞受賞の「水芭蕉 純米大吟醸プレミアム」、純米酒部門 金賞受賞の「水芭蕉 純米吟醸」、純米大吟醸酒部門 金賞受賞の「水芭蕉 純米大吟醸」、山田錦部門 金賞受賞の「水芭蕉 純米大吟醸 翠」。
この4銘柄と「MIZUBASHO PURE」をセットにした「Kura Master受賞酒5本セット」を300セット限定で発売中だ。
料理やワインのプロたちが認めた新しい日本酒の可能性、スパークリング清酒。美味しい肴と一緒に味わってみたいものだ。
Kura Master受賞酒5本セット
300セット限定/¥5000(税別)
永井酒造:http://www.nagai-sake.co.jp/
(冨田格)