朝顔の花を波紋に見立てその中を優雅に泳ぐ金魚。日本の“涼”を演出した立体花絵は、見るだけでも涼しい気分になれるだろう。
銀座の商業施設「マロニエゲート銀座1」では、6月22日(金)~8月19日(日)の期間中、館内外が涼やかな朝顔や、優雅に泳ぐ金魚、竹細工等で彩られる『夏のインフィオラータ2018』が開催される。
プロデュースするのは、世界を代表する花絵師 藤川靖彦氏。日本の“涼”をインフィオラータならではの立体花絵で演出している。
インフィオラータとは、イタリア語で、『花をまく』という意味の400年以上続くイベント。路面等をキャンバスに見立て、花びらや草木、種等といった自然のものを素材に描く大きな花絵のことで、イタリアやスペインを中心に世界各国で現在も盛大に行われてる。
花絵師 藤川靖彦氏 プロフィール
大地をキャンパスに花びらで描く花絵「インフィオラータ」の日本の第一人者で、現在まで15年間に国内外250ヵ所以上で作品を創作・プロデュースし、年間100万人以上の集客をはかるアートイベントへと育て上げた。近年は海外で歌舞伎絵を花で再現する「花歌舞伎」の創作活動を積極的に行っており、世界各地から創作の依頼が殺到している。ローマ法王やベトナム共産党書記長等、世界のVIPに捧げる作品も創作する。
花で作られた金魚や水の波紋など、古き良き日本の夏を思い出させ、涼やかさとともにノスタルジックな気分にひたれそうだ。