フランス人のフローリストが京都・嵐山の日本庭園を優美に飾る。そんな2つの美を楽しむ展示が、 「翠嵐(すいらん)ラグジュアリーコレクションホテル 京都」で行われる。それは「Paris Meets Kyoto」をテーマに、フランス人フローリスト「エリック・ショヴァン氏」による日本庭園の特別装花展示だ。
「花の貴公子」とも言われるショヴァン氏は、パリのグランメゾンのファッションショーやセレブリティのパーティなどを多く手がけており、これまでもパリ・オペラ座の館内装花や、ファッションショーのヴェニューを生花で製作するなど、ゴージャスで人々を魅了する作品を次々と生み出している。
今回8年ぶりに来日するショヴァン氏は、自身初となる日本庭園を生花で彩る作品を披露。数千本の生花と秋の気配に包まれた雅な日本庭園が、京都・嵐山にて融合する唯一無二の機会となる。
■特別ランチ「都華(みやか)」
総料理長・松勢良夫がフランス料理と日本料理の出会いを表現した7日間限定の特別メニュー。お麩と湯葉のテリーヌ、鱧のベニエなど、日本庭園を彩るパリの花の様に、テーブル上でパリと京都が出会う。五感を刺激するアートとガストロノミーの競艶を堪能あれ。
【メニュー】
蕪: 京都産蕪のスープ 木の芽風味のクリームシャンティ
彩: テリーヌ 麩 鰻 湯葉 葱 海老 鮎
鱧: 鱧のベニエとビーツの燻製
鰹: 鰹のミーキュイ ポン酢のエスプーマ
鴨: 七谷鴨のロースト 味噌、人参、生姜
肝: フォアグラ、ソフトシェルクラブ、和牛、蕪、サーモン
甘: 抹茶のクレームブリュレ
■ディナーパーティ「華の晩餐」
開催日は10月27日(金)。翠嵐での展示を記念し、ショヴァン氏と共に過ごす一夜限りのディナーパーティだ。はじめに花に囲まれながら日本庭園でのシャンパン・レセプションにて、ショヴァン氏が今回の作品について語り、その後レストラン「京 翠嵐」にて、スペシャルディナーを頂く。ショヴァン氏と共に過ごすパーティはとても貴重だ。
日本庭園の松や灯篭、苔などを生かしながら、ショヴァン氏が数千本の生花を使用し演出する、今までにない装花展示。荘厳な嵐山と花に彩られる日本庭園を鑑賞したい。
Paris Meets Kyoto メゾンの華と日本庭園の粋
期間:2017年10月27日(金)~11月2日(木)一般公開は10月28日から
場所:「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」敷地内 日本庭園
ディナーパーティーは10月24日までに予約。特別ランチも要予約。
(田原昌)