青森県八戸市の沿岸部に位置する「イチカワファーム」。同牧場が手がけるブランド牛「八戸毬姫牛(はちのへまりひめうし)」が、今年で誕生から6年目を迎えた。
八戸毬姫牛は黒毛和種とホルスタイン種の交雑牛の雌牛からなるブランド牛で、肉質のきめ細かさや柔らかさ、上品な甘み、そして脂の口溶けの良さは業界からも高く評価されている。
そしてこの冬、そんな八戸毬姫牛の新たな魅力が明らかに。詳しく紹介しよう。
旨味成分の含有量で群を抜く「八戸毬姫牛」
八戸毬姫牛は、前述の通りその肉質の素晴らしさで多くの肉好きから注目を集めるブランド牛。
八戸毬姫牛というブランド名は、青森県南部地方の伝統工芸品「南部姫毬」に由来。この鞠は邪気を払い福を招く縁起物として知られており、その華やかさや柔らかさが、雌牛からなる八戸毬姫牛の美味しさと重なったことからこのように名付けられた。また、「地元八戸を大切にしたい」という牧場の想いもこのブランド名の中に込められている。
イチカワファームではこの冬、同ブランド牛について調査。その結果、八戸毬姫牛に含まれる旨味成分「グルタミン酸」の量が28mg/100gに達していることが明らかに。
これは、一般的な牛肉のグルタミン酸含有量である約10~15mg/100g*を大きく上回る数値。つまりは、八戸毬姫牛が他の牛肉と比べ、非常に豊かな旨味を持つことが科学的にも証明された。
徹底した環境管理と細やかなケアのもと成長
交雑種でありながら、和牛にも引けを取らない旨味成分を含む八戸毬姫牛。こうした優れた牛が育つ背景には、徹底した環境管理と、牛に寄り添った細やかな飼育方針がある。
イチカワファームでは「動物園より大切に育てる」という理念を掲げ、牛がストレスなく健康に育つ環境づくりに努めている。牛舎は徹底した衛生管理のもと、常に清潔で快適な状態を維持。
加えて、八戸市の雪が少なく涼しい気候と、沿岸部特有の風通しの良さも、牛の生育に関しては良い影響を与えている。
スタッフも1頭1頭の牛を細やかにケアし、愛情を持って接することで、牛の健康を維持しながらストレスを軽減。その結果が、肉質の良さと旨味成分の高さにつながった。
八戸毬姫牛は現在、地元八戸市の飲食店はもちろんのこと、関東圏の量販店や全国の有名チェーン店にまで取り扱いが広がっている。もしかしたら外食先で巡り合えることもあるかもしれない。
また、八戸毬姫牛はイチカワファームの公式サイトからも購入が可能なので、その味が気になった人は自身で手配しても良いだろう。
イチカワファームの並々ならぬこだわりを、八戸毬姫牛を通じて感じてほしい。
イチカワファーム公式サイト:https://ichikawafarm.raku-uru.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000157098.html
(IKKI)
* イチカワファーム調べ