サウナがリラクゼーションの枠を超え、ビジネスや人間関係の向上に活用される時代が到来した。コクヨサウナ部部長・川田直樹氏の初書籍『シン・サウナ 人生は自分の“好き”でデザインできる』が3月26日(水)に刊行される。
サウナを通じた自己改革や組織活性、新たなビジネスの可能性を探る一冊だ。
サウナをキャリアに活かした第一人者
川田氏は、会社員としてのキャリアを持ちながら、サウナを仕事へと昇華させた人物だ。コクヨグループ内でサウナ部を立ち上げ、100名以上の部員を抱えるまでに成長させたほか、異業種200社が加盟する「JAPAN SAUNA-BU ALLIANCE」を設立。その活動は、企業の人材採用や組織の活性化、新規事業の創出にもつながっている。
本書では、川田氏の経験をもとに、サウナがいかに人間関係やビジネスの課題解決に寄与するかを具体的な事例とともに紹介。サウナが「編集スタジオ」「交響楽団」「タイムマシーン」といった多様な役割を果たすことを独自の視点で解説している。
仕事と人間関係を整える「サウナ的思考」
本書は4つの章で構成されている。
第一章では、サウナを活用した自己管理法を紹介。「お気に入りのサウナの見つけ方」や「労いサウナ」を通じて、心身を整える方法を伝える。
第二章では、サウナが生む人間関係の変化に着目。肩書きを超えたフラットなコミュニケーションや「3度のミーティングより1回のサウナ」といった視点を提示する。
第三章では、サウナをビジネスの課題解決に応用する方法を解説。採用率向上や新規事業創出、地方創生の事例を紹介する。
第四章では、サウナ市場の可能性を探る。成功するサウナ施設の特徴や、サウナを軸にした新ビジネスの展望に迫る。
『シン・サウナ』がもたらす新たな視点
本書は、単なるサウナの楽しみ方を紹介する書籍ではない。サウナを活用することで、個人の成長や組織の活性化、さらには社会課題の解決に寄与する可能性を示唆している。
ビジネスパーソンとしての視点を持ちながら、ライフワークとしてのサウナを追求してきた川田氏ならではの一冊。サウナ愛好家はもちろん、職場のコミュニケーションを円滑にしたいと考えるビジネスリーダーや、新たな事業の可能性を模索する起業家にとっても必読の書となるだろう。
シン・サウナ 人生は自分の“好き”でデザインできる
著者:川田直樹
定価:1,870円(税込)
発売日:3月26日(水)
体裁:四六判並製/320P
発行:KADOKAWA
販売ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322407000645/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000016386.000007006.html
(山之内渉)