1988年から1991年にかけて、日本の音楽シーンは未曾有のバンドブームに沸いた。雑誌『昭和50年男』3月号では、この黄金期を総力特集。
BOØWY、ユニコーン、ブルーハーツといった伝説的なバンドから、ライブハウス文化まで、当時を知る世代にとっては記憶を呼び覚ます一冊となる。2月10日(月)より全国で発売された。
バンドブームが沸騰した’88-’91
80年代後半、バンドという文化は単なる音楽ジャンルではなく、若者のライフスタイルそのものだった。楽器を手にし、ライブハウスに足を運び、雑誌やラジオで新たなバンドを知る──そんな日々が多くの人々の青春を彩った。
今号では、このバンドブームがどのように生まれ、どのように拡大したのかを検証。当時の音楽シーンを代表するアーティストの証言と共に、あの熱狂を振り返る。
豪華なインタビューに特別企画も
同誌には、バンドブームを象徴するアーティストや関係者が登場する。
筋肉少女帯の大槻ケンヂ氏は「2年間のサマー・オブ・ラブ」と題し、自身のバンド人生を振り返る。野性爆弾くっきー!氏は「Oi!パンクライフ」にて、パンクとの関わりについて語る。また、「昭和50年男たちの魂をかき鳴らす!布袋サウンドがオレたちを熱くする理由」という特集では、布袋寅泰氏のギタープレイを分析し、その魅力に迫る。
さらに、バンドブームを支えたライブハウス文化にも焦点を当て、「新宿LOFT」「渋谷La.mama」といった「聖地」を特集。当時のライブ体験がいかに特別なものであったか、その背景をひも解く。
時代を超えて響くバンドサウンド
今号では、懐かしむだけでなく、「今こそ聴くべき」バンドアルバム40選も掲載。ブルーハーツ、ユニコーン、JUN SKY WALKER(S)といった名バンドのディスコグラフィーを再検証し、時代を超えて愛される音楽の魅力を深掘りする。
また、ギターメーカー・フェルナンデスのA&Rインタビューも収録。バンドを支えた裏方の視点から、音楽業界の変遷を描く。
同誌は、単なる懐古趣味ではなく、過去を振り返りながら未来へと活力を生み出す「温故知新」をテーマとする。青春時代のバンドサウンドをもう一度聴き直し、あの熱気を再び感じるきっかけとなる一冊だ。
昭和50年男 3月号「オレたちが沸騰したバンドブーム’88-’91」
定価:1,480円(税込)
発行:ヘリテージ
販売ページ:https://showa-club.com/collections/showa50/products/showa50-vol033
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000308.000074237.html
(山之内渉)