2月22日(土)~2月24日(月・祝)の3日間、宮崎県高原町の狭野神社参集殿にて「高原、記憶のイマーシブ(Cultural Heritage Digital Experience _Miyazaki)」が開催される。
宮崎・高原町の美しい自然や、地域に息づく伝統と文化、貴重な文化遺産を、映像と音楽で鮮やかに表現したイマーシブ展覧会だ。
高原町の歴史を美しい映像と音楽で体感
「高原、記憶のイマーシブ(Cultural Heritage Digital Experience _Miyazaki)」は、高原町の文化財である狭野神社内のブッポウソウ繁殖地や狭野のスギ並木、高原の神舞をテーマに、写真からリアルな3DCGを生成する技術であるフォトグラメトリで表現する。
最先端のデジタル技術によって構築された世界観による映像と音楽を味わいながら、高原町の風土・伝統・文化遺産の深奥に触れることができる展覧会だ。
受け継がれてきた貴重な歴史と文化を未来へ繋ぐデジタルアート
地域の人々に親しまれ、受け継がれてきた高原町の自然や歴史、文化がデジタルアートによって新たなストーリーを生み出している今回の展覧会。
神武天皇を祀る狭野神社。その参道を彩る狭野のスギ並木は、国の天然記念物に指定されており、そこには「森の宝石」と呼ばれる鮮やかな美しい鳥「ブッポウソウ」の繁殖地としても有名だ。
また、国の重要無形民俗文化財に指定されている「高原の神舞」は、明治時代以降その多くが衰退した「神舞(かんめ)」の様式を最もよく伝えているもので、これらの貴重な文化財を、デジタルで捉え、新しい視点でみせるアート表現により、見る人の感覚を揺さぶる。
狭野杉から生まれる未来のアート。新しい命の象徴
約20分の上映後には、自然の再生力と人の手による創造性が融合し、形を変えながらもその生命の息吹を感じさせる、狭野杉から生まれた未来のアート作品を鑑賞できる。これらの作品は、自然の循環を讃えるものであり、未来への希望を表現したものだ。
神域全体を包み込む木々の静けさ・参道に射し込む光の陰影・鳥のさえずり。その全てが、この特別なイベントでの体験を支える要素になる。
天孫降臨の神話にゆかりを持つ地に鎮座する狭野神社。そこを舞台に生まれる時間と空間を超えた物語「高原、記憶のイマーシブ」。
自然・文化・アートが響き合う中、過去と未来の狭間で、“今”という時を見つめ直す空間に身を委ねてみてはいかがだろう。
高原、記憶のイマーシブ(Cultural Heritage Digital Experience _Miyazaki)
開催日:2月22日(土)~2月24日(月・祝)
開催時間:10時・10時30分・11時・11時30分/14時・14時30分・15時・15時30分
定員:各回24名
会場:狭野神社 参集殿
所在地:宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田117
アクセス:JR高原駅から車で約8分、宮崎自動車道「高原IC」から車で約10分
観覧料:無料
イベント詳細ページ:https://okukirishima.co.jp/高原、記憶のイマーシブ(Cultural Heritage Digital Experience _Miyazaki)
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000039926.html
(高野晃彰)