2月3日(月)まで幕張メッセにて開催された「ジャパンキャンピングカーショー2025」。毎年2月に、日本において最大規模で開催されるキャンピングカーショーだ。
この記事では、同展示会で初披露となった、企業のこだわりが詰まった最新モデルのキャンピングカーを紹介する。気になるキャンピングカーがあれば、企業まで問い合わせてみてほしい。
目次
・ブラックを基調とした上質で洗練された最新キャンピングカー
・限定販売の30周年記念アニバーサリーモデル
・設備や内装にこだわり、機能性とデザイン性を両立
・ダイレクトカーズ×LOGOSのこだわりがつまった軽キャンパー
・自分だけのキャンピングカーが実現する「Style_iD」
ブラックを基調とした上質で洗練された最新キャンピングカー
創業60年のアネックス社から、「LIBERTY52DBiブラックライン」が初披露された。
アネックス社は、キャンピングカーの製作・販売および付帯するサービスを行っている会社だ。東京・大阪にあるアネックス直営・グループ店に加え、北海道から九州まで全国に提携販売店などを構えている。
「LIBERTY52DBiブラックライン」は、木目調とマットブラックが組み合わさった内装により、上質で洗練されたシックな空間が実現した。
シートにはベルギー製のファブリック生地が採用され、心地よい手触りと贅沢な高級感を提供する。また、シックな中にも白でコントラストを加えることで、空間全体のデザインが引き締まった印象に。
標準装備で必要なものがほとんど揃うのも嬉しいポイントだ。LIBERTY52シリーズを購入した人が評価した魅力ベスト3にランクインした「室内のLED照明」「FF床暖房システム」も、もちろん標準装備されている。
同商品で、上品な大人のキャンパーライフを実現してみたい。
アネックス キャンピングカー/LIBERTY52DBiブラックライン
公式サイト:https://annex-rv.co.jp/
商品詳細ページ:https://annex-rv.co.jp/models/liberty52dbi/#L52DBiBL
限定販売の30周年記念アニバーサリーモデル
1995年創業のトイファクトリー社は、30周年記念のアニバーサリーモデルとして「BADEN 30th Annversary Limited Model」を初披露した。
同モデルには、人気モデルの「BADEN」を採用。重厚感のあるウッドカラーを基調とし、ブラックで引き締まった印象を与える配色に。
限定色のエアロウィンドウカラーは、光を受けると深いグリーンが美しく映え、「TOY-FACTORY」の30周年ロゴも特別感を引き立てる。
さらに、内装には「限定アニバーサリープレート」や「メモリアル ロゴデザインパネル」など、これまでのトイファクトリーの歴史を辿れるデザインが施されている。
シートやマットにはキャメルのレザー生地が初採用され、上質で高級感のある空間に。
同モデルは限定60台の特別なモデルのため、気になった人は早めのチェックを。
TOY-FACTORY/BADEN 30th Annversary Limited Model
公式サイト:https://toy-factory.jp/
商品詳細ページ:https://toy-factory.jp/lineup/p61304/
設備や内装にこだわり、機能性とデザイン性を両立
デルタリンク社は、「ジャパンキャンピングカーショー2025」において、「Darwin D5」を初展示した。
同モデルは「FIAT Ducato」をベースにした最新のキャンピングカーで、優れた機能性とデザイン性の両立を実現している。
まず、優れた機能性について紹介していこう。同モデルは最新設備を搭載し、大容量リチウムイオンバッテリーや高性能冷暖房システムを採用している。
近年のキャンピングカーでは必須とされているエアコンとべバスト社製FFヒーターEvo40も標準搭載だ。
広大なカーゴスペースとオーバーヘッドキャビネットを備えるなど、収納力も抜群。
車内はモダンな内装にこだわり、木目調のキャビネットやシックなグレーカラーのシートが大人な空間を演出する。
マルチルームの壁面に採用したエコカラットは、デザインのアクセントとなるだけでなく、調湿・消臭効果も期待できる優れた素材だ。
機能性とデザイン性を両立している同モデルを、実際に体感してほしい。
デルタリンク/Darwin D5
公式サイト:https://www.delta-link.co.jp/
商品詳細ページ:https://delta-rv.jp/darwin/d5/
ダイレクトカーズ×LOGOSのこだわりがつまった軽キャンパー
キャンピングカーの製造販売を行うダイレクトカーズ社と、アウトドアブランドの「LOGOS」がコラボして誕生した新しい軽キャンピングカー「AMAHO LOGOS Edition(アマホ ロゴス エディション)」。
軽キャンピングカーは、初心者キャンパーやひとり旅を楽しむソロキャンパーなど、幅広い層から支持されている。
ダイレクトカーズの人気軽キャンパー「アマホ」をベースとした同モデルは、コンパクトサイズながらポップアップルーフを装備することで、広々とした室内スペースを確保。
ボディ、インテリアデザインには、LOGOSのイメージカラーであるグリーンを採用。また、ボディ全体にLOGOSのロゴであるメイプルリーフをあしらったグラフィックが描かれた。
さらに、ポップアップルーフ部分のテント、インテリアなどにはLOGOS LAND柄が使用され、ダイレクトカーズとLOGOSの特別な世界観を演出している。
車内にはベッド兼ベンチソファ、シンク、取り外し可能なテーブルなどが配置され、機能性も申し分ない。
同モデルは1月31日(金)から販売開始しており20台限定販売のため、早めの問い合わせが吉だ。
AMAHO LOGOS Edition
ダイレクトカーズ公式サイト:https://www.cars-drt.com/
ロゴス公式サイト:https://www.logos.ne.jp/
※写真の一部変更の可能性あり
自分だけのキャンピングカーが実現する「Style_iD」
ホワイトハウス社が運営するキャンピングカー事業部「ホワイトハウスキャンパー」は、従来のキャンピングカーの概念を覆す新しいプロジェクト「Style_iD」をお披露目した。
「Style_iD」は、“自分好みに簡単にカスタマイズできる、ワタシナイズなキャンピングカー”を提案している。
世界に一台の自分だけのクルマを実現し、本当の自分らしさを手に入れてほしいとの願いが込められているのだとか。
エクステリアやインテリア、各種装備品など、カスタマイズできる箇所は20項目以上。
ボディカラーだけでも20色以上あり、ツートンカラーにも対応するなど、組み合わせはまさに無限大。“自分だけのクルマ”が完成する。
Webサイト上で簡単にシミュレーションしながら選べるため、納得いくデザインになるまで試せるのも嬉しいポイント。
世界でひとつのキャンピングカーを手に入れたい人は、検討の余地ありだ。
ホワイトハウス/Style_iD
ホワイトハウス公式サイト:https://www.whitehouse.co.jp/
商品詳細ページ:https://whc-style-id.com/
※シミュレーターは2月中旬公開予定
各社のこだわりがつまったキャンピングカーは、これからのアウトドアライフを格上げしてくれるに違いない。
キャンピングカーは単なる移動手段ではなく、個性やライフスタイルを反映した自由で快適な空間を提供してくれることだろう。
(IGNITE編集部)