京文化の粋を足元に纏う。西陣織&組紐を用いた本革スニーカーブランド「KAVKIMONO」が登場

京都の伝統文化を纏った新たなスニーカーブランドが浅草から誕生。京都の西陣織と、組紐を使った本革スニーカーブランド「KAVKIMONO(傾奇者・かぶきもの)」が、浅草の靴職人の技によって生まれた。

3月15日(土)まで、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にてプロジェクトを実施中なので、早速そのラインナップをチェックしてみたい。

和文化の西陣織と組紐の魅力をスニーカーに

30年以上にわたり浅草で靴の製造を手がけるスピガ社。

同社で「KAVKIMONO」のデザインを手がける西田氏は、その技術を活かして某海外アーティストがステージで履く靴をも手がけた職人だ。同氏は「これまでに無いものを創りたい」という発想から、西陣織などの和の文化を靴に落とし込んで表現することを考えたという。

そこには「日本を感じる靴の製作は、僕らのような靴職人にしかできないことじゃないか」との熱い想いがあった。

おしゃれな大人の足元を彩るスニーカー

ブランド名の「KAVKIMONO」は「傾く(かぶく)」「傾奇者(かぶきもの)」という意味の「KAVKI」、京都西陣織が使用される着物「KIMONO」を組み合わせた造語だ。

では、そんな同ブランドのアイテムの特徴を紹介しよう。

長年の使用に耐え、強さと美しさももつ牛革

「KAVKIMONO」は牛革を使用しているため、丁寧に手入れを続ければ長年にわたり愛用できる。また、滑らかで艶のある美しさは、使い込むうちに馴染んで味が出てくる。

裏材には長時間履いても快適な牛革&豚革を使用

裏材にも革を使用。つま先とかかと部分には蒸れにくい国産の豚革を使っていることで、靴の中に適度なグリップ感が生まれる。

ソールには快適な超軽量素材を採用

ソールには、イタリア・Finproject社の超軽量素材「Extralight」を採用。クッション性が高く、軽量でありながら堅牢性にも優れ、靴底が減りにくい。

結び目がほどけにくい組紐を用いた靴紐

着物の帯を留めるための組紐を、スニーカーの靴紐として採用。組紐の表面の凹凸と、それに伴って生まれる美しい輝き、結び目がほどけにくい伸縮性がポイントだ。

染めた糸で織り上げる高級織物・西陣織

織ってから染めるのではなく、先に染められた糸を複雑に織り上げて模様をつくる西陣織をスニーカー本体に贅沢に使用している。

「KAVKIMONO」では7つの柄パターンを展開。

迫力のある龍のデザインを施した「渦巻き龍文様」や、桜の儚さを表現した「遠山に枝垂桜文様」、仏教用語で「七つの宝」を意味し、着物の柄としても人気の「七宝文様」のほか、伝統芸能「能楽」の衣装に使われているデザインや、伊藤若冲の名画を西陣織にした布地を使用したものなど、どれも個性的な一足に仕上がっている。

スニーカーに西陣織という斬新な発想から生まれた「KAVKIMONO」は、おしゃれな大人の足を飾るのにぴったりだろう。

Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/spiga/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000156146.html

(高野晃彰)

※画像はイメージのため実物と異なる場合がある