箱根にある「ポーラ美術館」では、5月18日(日)まで「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」を開催中だ。
同展は、19世紀の印象派から現代アートに至るまでの美術家たちが選んでいた「色彩」とその表現にフォーカス。色彩が美術史に与えてきた影響を、絵画や彫刻、インスタレーションから読み解く。
近代以降の美術史における「色彩」の役割を探る
「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」は、前述の通り近代から現代にかけての美術史における「色彩」の役割に焦点を当てた展覧会。
色彩論や色を表現する素材についても触れながら、19世紀の印象派や新印象派、20世紀のフォーヴィスムの絵画や抽象絵画、さらには現代アートに至るまで、多様な作品を展示する。
展覧会は、光の色に注目した「プロローグ」からスタート。杉本博司さんの作品全10点を、前期と後期で分けて披露する。
「第1部」では、光と色の実験を試みてきた作家たちの作品にフォーカス。そして「第2部」では、色彩が今どのような立ち位置にあるかを近年活躍した美術家らの作品を通じて人々へと示す。
レオナール・フジタ(藤田嗣治)さんの『キュビスムの女』やヴォルフガング・ティルマンスさんの『フライシュヴィマー』シリーズなど、同美術館では初公開となる11点の作品にも注目だ。
ミュージアムショップでオリジナルグッズをゲット!
展覧会に合わせて、ミュージアムショップではオリジナルグッズも展開。
先でも触れたティルマンスさんの『フライシュヴィマー』シリーズをデザインしたTシャツや、山本太郎さんの『Flowers Iris』シリーズをあしらったトートバッグなどを販売中だ。
また、マザーハウスとのコラボ商品として、天然素材で作られた「カラーズ チョコレート」や、革小物、ストールなども登場。いずれも「色彩」をテーマに制作された、展覧会の魅力を持ち帰ることができる逸品ばかりだ。
この機に美術家たちの鮮やかな作品群を目にし、アートの世界を堪能したい。
カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ
会期:開催中〜5月18日(日)
会場:ポーラ美術館 展示室 1・2・3、アトリウム ギャラリー
所在地:神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭1285
特設サイト:https://www.polamuseum.or.jp/sp/colors/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000026617.html
(IKKI)