期間限定の体感型デジタルアートミュージアム「動き出す浮世絵展 TOKYO」が、天王洲の「寺田倉庫 G1ビル」にて開催中。
同ミュージアムでは、葛飾北斎や喜多川歌麿といった浮世絵師の作品を最新の3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングで展開する。江戸の文化に触れながら、浮世絵の世界への圧倒的な没入感を楽しめる。
迫力を増した富士山のデジタルアート
これまでに名古屋・ミラノ・鹿児島で展開されてきた同ミュージアムは、9つのコンセプトで構成された部屋を巡る、体感型のデジタルアートミュージアムだ。
今回の「TOKYO」では、人気エリア「雅」の富士山の造形を大型化し、さらに迫力ある展示に。また、ホロスクリーンと菖蒲(ショウブ)で彩る新展示や、江戸時代の暮らしや江戸から望む富士山の風景などを解説するエリアも登場している。
すべての空間で自由に撮影できる
同ミュージアムでは、オリジナルの浮世絵を含め、場内でのすべての空間で撮影可能。また、撮影した写真や映像は、SNSにも自由に投稿できる。それでは、代表的なエリアを紹介していこう。
雅:現代に蘇った「お江戸ポップカルチャー」
「お江戸ポップカルチャー」の代表である浮世絵の中でも、とくに鮮やかでポップな作品を厳選し、煌びやかに彩った空間。現代のテクノロジーが、浮世絵の魅力をより身近で心躍る芸術へと昇華している。
眺:浮世絵師たちが見た遙かなる旅路をゆく
「冨嶽三十六景」シリーズで知られる天才絵師・葛飾北斎と、名所絵を極めた風景画の達人・歌川広重とめぐる、日本の風景に没入する空間。人々の琴線に触れる風景画は、今も昔も変わらない、旅への強い憧れを呼び起こす。
藍:大迫力の“水”を体感する藍色の世界
世界で「ジャパン・ブルー」と絶賛される「藍色」に包まれる、幻想的かつダイナミックな空間。浮世絵師たちの生涯のテーマであった“水の表現”に酔いしれてみたい。
ちなみに着物や袴などを着用して同ミュージアムに来場すると、チケット料金が100円引きとなる。彼女と一緒に新年の装いに身を包みながら、アーティスティックな1日を楽しんでみたい。
動き出す浮世絵展 TOKYO
開催日時:開催中~2025年3月31日(月) 各日9:30~20:00
開催場所:寺田倉庫 G1ビル
所在地:東京都品川区東品川2-6-4
アクセス:りんかい線「天王洲アイル駅」B出口より徒歩4分、東京モノレール羽田空港線「天王洲アイル駅」中央口より徒歩5分
休館日:12月31日(火)、2025年1月1日(水)
チケット料金:2,700円(税込)
公式サイト:https://www.ukiyoeimmersiveart.com/tokyo
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000641.000014948.html
(zlatan)