樹齢百年のヒノキでつくるプロダクトブランド「廣吉(ひろきち)」が、和歌山の森林を守り育ててきた「東濱植林」の公式オンラインショップにて本格始動。
ヒノキのやさしい見た目や手触り、縁起物を想起させる末広がりの「八」角形を特徴とするプロダクトの数々は、日々の暮らしに温かみや上質感をもたらしてくれるだろう。
守り継いできた木々の価値を人々の暮らしに
創業は大正11年。和歌山県に約1,000haの森林を所有する「東濱植林」は、植林・管理事業を中心とした事業を展開中。
新たに立ち上げたプロダクトブランド「廣吉」では、これまで守り継いできた木々に敬意を払いながら、その価値を人々の暮らしに寄り添う形で活かしていく。
ちなみにブランド名は、創業の地である「廣村」と、創業から代々引き継がれてきた「吉右衛門」の頭文字となる。
末広がりの「八」角形がデザインのポイント
大阪を拠点とするクリエイティブユニット「graf」が手掛けたデザインは、末広がりの「八」角形がポイントで、使い手の他者をもてなす心づかいを引き立てるプロダクトを目指したという。
それでは第1弾アイテムの一部を紹介していこう。
陰影の美しさまで計算した「八辺盆」
ヒノキの木目が美しいオイル仕上げのお盆。縁に施された手掛けは、持ち上げる・運ぶという所作を助けるだけでなく、底面にできる陰影が佇まいの美しさを際立たせる。
また、使い込むうちに自分だけのお盆へと育っていく、経年変化も楽しみのひとつになる。サイズは、「大/中/小」の3種類が用意される。
自然の抗菌作用を備える「八辺まな板」
昔から「まな板はひのき」といわれる所以は、ヒノキに備わる自然の抗菌作用にある。ほどよい木の硬さは、やさしい刃当たりと、トントントンと心地よい音を両立している。
サイズは「八辺盆」と同じく、「大/中/小」の3種類が用意される。
所作を美しく見せる「八辺箸」
箸頭は末広がりの「八」角形に、箸先は四角く細くすることによって、豆などの小さな食べ物もはさみやすくしている。
箸頭は「黒」と「赤」の2色を揃えているので、彼女と色違いで揃えるのもオススメだ。
和歌山の職人が丁寧につくりあげるプロダクトは、慌ただしい日々の清涼剤にもなってくれそうだ。
「東濱植林」公式オンラインショップ:https://onlinestore.tohin-shokurin.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000151739.html
(zlatan)
※価格はすべて税込