世界20か国中、もっとも座位時間が長い*とされる日本。長時間のデスクワークにともなう腰痛、姿勢の乱れ、血流低下などは現代人の大きな悩みとなっている。
そんな日本に向けて、ウクライナから移動式ハンモック型リクライニングチェア「Lull World(ルルワールド)」が上陸。応援購入サービスMakuake(マクアケ)にて3月29日(金)までプロジェクトを行っている。
ゼログラビティを実現する「Lull World」
Lull Worldは着席による身体の負担を軽減し、集中力を持続させることを可能とした新設計チェアだ。その最大の特徴は「NASA考案のゼログラビティポジション×スウィング動作」。
長時間座っていても身体への負担が少なく、ハンモックならではのスウィング動作により母親の胎内にいるような安らぎを得ることが可能。
簡単に組み立てられ、持ち運び用のケースも用意するので屋外での使用にも適している。キャンプギアとして活躍するだろう。
ワークスペースとしての活用も想定し、パソコンを固定するラップトップフォルダーとコンソールテーブルを備える。
ノートパソコンを固定できるほか、コンソールテーブルでマウスを使ったり、飲み物を置いたりとさまざまな用途に対応するよう設計された。照明機能も搭載し、夜間の使用でも明かりを確保できる。
屋外での使用に備えて日傘、雨傘になるアンブレラと虫よけ用ネットもオプションとして用意する。夏の強い日差しの中や、急な雨でも快適に過ごすことが可能となっている。
セットにより異なるが、最上位のLull Premiumセットでは暖房機能を搭載。冷え込む時間帯・季節でもこたつの中のような暖かさで過ごすことが可能となっている。
数々の困難を乗り越えたウクライナ発プロジェクト
ウクライナから届いたギア、という点に目をとめた人もいるかもしれない。開発者であるユリー・チェグラ氏は、子どもの頃からデザインが大好きだったという。
25歳の時に独学でインテリアデザインの勉強を始め、数年後キエフでのコンテストで発表したハンモックのコンセプトが優勝。その際、審査員からは「トレンドセッター」、つまりトレンドを創出するクリエイターであるとの高い評価を受けた。
雑誌やテレビ、広告看板にも取り上げられ、すべてがうまくいくように思われた矢先、コロナ禍、戦争、自身の健康問題と逆境が続く。兄と2人で立ち上げた会社だったが、兄は未だに戦争から戻らないという。
数々の困難により一度は閉鎖されたプロジェクトだったが、ユリー氏の人生をかけた使命感により再スタート。現在に至るという。
虫よけ用ネットの有無や、暖房の有無などセットにより内容が異なるが、価格の一例としてLull workセットの一般販売予定価格は124,000円。Makuakeでは早割を含め複数のリターンを用意する。
自宅でも山でもキャンプ場でも、場所を選ばない無重力ポジション。一度体験してみたい。
ハンモック型リクライニングチェア「Lull World」
プロジェクト期間:実施中~3月29日(金)
商品発送期間:8月上旬~下旬(予定)
商品セットパターン:Lull Workセット、Lull Worldセット、Lull Premiumセット
カラー:ブラック、グレー
Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/lull-world/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000135505.html
(SAYA)
* シドニー大学が行った世界20か国における平日の総座位時間の調査で、日本人の座位時間は420分(7時間)と世界最長(同社調べ)