コクヨは、アジア・オセアニア地域で広く展開している家具メーカー、Zenith(ゼニス)社のサステナブル設計のチェアー2商品、「jac.(ジャック)」と「Denn(デン)」の取り扱いを2024年1月中旬より開始する。
![(左から)オフィスチェアー「Denn(デン)」、カジュアルチェアー「jac.(ジャック)」](https://ignite.jp/uploads/2023/12/48998-772-1455fa4135bf16cb09adb2a9d8a26053-1146x600-20231203232726-640x335.webp)
(左から)オフィスチェアー「Denn(デン)」、カジュアルチェアー「jac.(ジャック)」
環境負荷を低減するサステナブル設計
カジュアルチェアー「jac.」は、1990年代からオーストラリアで持続可能な家具の分野における先駆的な取り組みを続けてきたSchamburg + Alvisse(シャンブルク+アルヴィッセ)によるデザイン。
座の高さはサイドタイプとスツールSH750タイプの2種類、背座カラーは5種類から選ぶことができる。
![(左から)サイドタイプ、スツールSH750タイプ](https://ignite.jp/uploads/2023/12/48998-772-ac6ebd484c834bc1f521cdf917a02354-1358x500-20231203232933-640x236.webp)
(左から)サイドタイプ、スツールSH750タイプ
同商品は、1脚の販売につき1本の樹木を植林する取り組みを行っている。
背シェルには再生材を95%使用、脚部は同社が独自に仕入れた木材を使用している。チェアーの製造・輸送過程ではCO₂が排出されてしまうが、1脚の販売につき1本の植林を行うことで、植林された樹木が排出量以上のCO₂を吸収することを見込んでいる。商品の製造・販売過程を通して、生物多様性の保全に貢献している。
オフィスチェアー「Denn」は、樹脂・スチール・アルミの3種の素材について、再生材の使用率55.9%を実現した。これは一般的なチェアーの3.5倍の再生材使用量となる。また、廃棄時には素材の94%を簡単に分解することでき、リサイクルが可能。背もたれには、海に漂うゴミ(海洋プラスティック)を回収して作られたオリジナルメッシュを採用している。
世界的に有名なニュージーランドのデザインスタジオ、Formway(フォームウェイ)がデザイン・設計を手掛けた。オフィスになじむシンプルなデザインだ。肘のタイプは肘なしと可動肘の2種類、カラーも2種類から選ぶことができる。
![(左から)肘なしタイプ、可動肘タイプ](https://ignite.jp/uploads/2023/12/48998-772-a4b78e1aa74a72ad1e2f76e12f6a463d-1485x500-20231203233054-640x215.webp)
(左から)肘なしタイプ、可動肘タイプ
1956年創業の家具メーカー
オーストラリアのニューサウスウェールズ州に本社を置くZenith社は1956年創業。現在ではオーストラリア、ニュージーランド、アジアに13か所のショールームを設け事業展開している家具メーカーだ。
暮らしの中で随分と身近になった「サステナブル」。森林保全に貢献するサステナブルチェアーを自宅やオフィスに取り入れてみてはどうだろう。
jac.
メーカー希望小売り価格:71,300円(税抜)~
商品HP:https://www.kokuyo-furniture.co.jp/products/office/jac/
Denn
メーカー希望小売り価格:85,400円(税抜)~
商品HP:https://www.kokuyo-furniture.co.jp/products/office/denn/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000772.000048998.html
(角谷良平)
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