生地から日本製にこだわる「YUJI KAKIMOTO」の新作はリサイクル材を活用した「ニュートラルTシャツ」

生地の生産から縫製まですべて日本で行うブランド「YUJI KAKIMOTO(ユウジカキモト)」は新商品「ニュートラルTシャツ」を7月20日(木)に発売した。

オール・メイド・イン・ジャパンにこだわり、世界に誇るブランドを目指す同ブランドの新作に注目したい。

「ニュートラルTシャツ」8,350円(税込、送料込) カラー:ブラック サイズ:S、M、L、XL コットン60%、リサイクルポリエステル40%

「ニュートラルTシャツ」8,350円(税込、送料込) カラー:ブラック サイズ:S、M、L、XL コットン60%、リサイクルポリエステル40%

体感温度をコントロールする技術により作られた素材を使用

同商品、最大の特徴は、特許取得済の体感温度をコントロールする技術、37.5テクノロジーから作られた素材であること。

同技術は、火山砂から作られた活性粒子を使用しており、これらの粒子は汗の蒸気等の水分を引きつける役割を持っている。また、人体から排出される赤外線も吸収・蓄積する。

暑い日は涼しく、寒い日は暖かい

同商品は、体に湿気が感知されない時、すなわち汗をかいていない時は体が冷えているとみなされ、赤外線を戻して体を温めてくれる。

逆に、汗をかいている時は体が温かい状態とみなされるため、衣類から汗を逃がしてヒンヤリと感じさせる。また、速乾性が高く、洗濯してもすぐに乾くため、季節を問わず快適に着用することができる。

生地の生産から縫製まで、すべて日本製

同商品は、生地の生産からTシャツの縫製まで、一貫して国内にこだわったことだ。日本の繊維産業は、バブル経済までは成長を続けていたが、その後急速に衰退しピーク時の1/4に。2010年以降は横ばいとなっている。

また、国内アパレル市場における輸入率は増加し続けており、2019年には98.0%となった(*1)。一方、日本の繊維商品は海外から高く評価されており、海外ラグジュアリーブランドとの取引が多く行われている(*2)。

このまま日本の繊維産業が衰退し、技術も失われていくのはもったいないと感じたことから、すべての工程を日本で行うことにこだわっている。

リサイクルポリエステル素材を使い、アップサイクルを目指す

さらに、生地の一部に使用済のペットボトル素材等を使い、アップサイクルを目指しているのも同商品の特徴。

アパレル業界は需要に対して供給が多く、廃棄にかかる負荷が大きくなっている。このため、まずは生産から見直し、リサイクル材の活用や環境影響の少ない方法を選択すべき、という考えに至ったそうだ。

生地の生産から縫製まですべて日本製、アップサイクルも目指している同商品を手に入れてみては。

公式サイト:https://yujikakimoto.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000088485.html

(角谷良平)

*1 経済産業省「我が国繊維産業の現状」より
*2 経済産業省「2030年に向けた繊維産業の展望」より