東京発のカルチャーマガジン『KEEP IT REAL』が世界的デザイン賞「iF DESIGN AWARD 2023」を受賞

一流の仕事人たちが、ときに競い、ときに協働して常に化学反応を起こしている首都・東京。

クリエイティブ集団「REZONANCE LLC(レゾナンス LLC)」の自費出版カルチャーマガジン『KEEP IT REAL No.01』が、“デザイン界のオスカー”と称される世界三大デザイン賞のひとつ「iF DESIGN AWARD 2023」を受賞した。

自費出版のインタビュー・カルチャー誌『KEEP IT REAL』

「まるで、ホテルのようなマガジン」をうたう『KEEP IT REAL』は、東京発のインタビュー・カルチャー誌だ。

昨年発行された第1弾には、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」監督である後藤孝太郎氏や吉本興業の芸人であるオズワルド、日本のバーバー文化を牽引する「MR.BROTHERS CUT CLUB(ミスターブラザーズ・カットクラブ)」の城間健士氏など、総勢14組が登場する。

インタビューのテーマは仕事観、価値観のほか「学校では教えてくれない 3つのコト」として、お金・SNS・愛との向き合い方等についても尋ねる。

人生の節目で何を考え行動してきたのか、どのような価値観を持ち合わせているのか、どのような信念を持って前へ進んで来たのかなど、インタビューを通じて対象者の人生を深掘りする。

SDGsにも取り組み、112ページすべてFSC認証の再生紙とベジタブルインクを使用する。Web版を除き、マガジンは広告掲載ゼロの自費出版となっている。

仕事に悩む人や、将来のビジョンを描けない人、これからクリエイティブな仕事をしていきたい人などがバイブルのように立ち返ることのできる1冊を目指して創刊したという。

2022年にはニューヨーク発の国際コンテスト「International Photography Awards 2022」自費出版部門にて佳作も受賞している。

東京カルチャーを体現する「REZONANCE LLC」

手がけたのは“共鳴・反響”の意味を込めて名づけられたクリエイティブ集団「REZONANCE LLC」で、東京のストリートを中心に活躍するメンバーで構成されている。今回のプロジェクトではDJ・rikumaru氏がプロデューサーを務める。

一方の「iF DESIGN AWARD」は、ドイツ・ハノーファーを拠点とするインダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファーが1953年から主催している権威あるデザイン賞だ。

「Red Dot Design Award」「International Design Excellence Awards(IDEA)」と並び“世界三大デザイン賞”といわれている。

今年は、世界56か国・地域から集まった9部門、約11,000件の応募について、133名のデザイン専門家が審査を行った。

『KEEP IT REAL』が受賞したCommunication部門は、ブランド戦略、ロゴデザイン、コミュニケーションデザイン等の功績について審査される。文章の内容や全体のデザイン性等の点が高く評価された。

審査結果はiF総合デザインポータルサイトにて閲覧できる。5月15日(月)にはドイツ・ベルリンで行われる受賞式へ参加するという。

東京のカルチャーを発信する新進気鋭のインタビュー・マガジン。現在購入できるのは創刊号で、今後も不定期に発行の予定だ。これからの展開にも期待が高まる。

KEEP IT REAL No.01
創刊:2022年7月30日(土)
発行:不定期
仕様:210×297mm(A4)・本文112P
定価:3,000円(税込)
公式ホームページ:https://keepitreal.jp/
購入ページ:https://keepitrealjp.official.ec/items/64877528
iF受賞ページ:https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/keep-it-real/552355

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000102704.html

(SAYA)