広島県福山市を拠点に、本来分業である藍の栽培から染料となる蒅(すくも)づくり、藍染までを一貫して行い、土づくりから藍色を表現することにこだわる藍屋テロワールから、日本の伝統的な天然藍染によるブランド( terroir )がデビュー。
自らの手で栽培した藍を伝統的な手法である綛(かせ)染めを用い、糸染からプロダクトを生産する。
ブランド誕生とともに、ジーンズ・パーカー・靴下を発売
藍屋テロワールは、染色工程においても化学薬品を使用しない日本の伝統的な工法「天然灰汁醗酵建て」による天然藍染を行い、企業やアパレルブランドからの染色委託や、各地での藍染ワークショップなどを行っている。
天然藍染によるブランド( terroir )からリリースされたジーンズ・パーカー・靴下は、「天然灰汁醗酵建て」による藍染を、伝統的な手法である綛染めで糸を1本1本藍染め。
日本各地に存在する土地の風土を表現するべく各プロダクトごとの産地でものづくりをおこない、産地の歴史を紡いできた旧式の機械を用いながら生産している。
藍屋テロワールの“テロワール”とはその土地が持つ風土のことを言い、日本に存在する各地のテロワールを藍染を通して表現。また、今プロダクトを使用することで生まれる経年変化は、その人のテロワールをあらわし、その人らしさを表出させる。
( terroir )のジーンズ・パーカー・靴下は、藍の持つ緩やかな経年変化や色の多様性、風合いを最大限生かしたプロダクトとなっている。
糸1本1本を綛染めしたからこそ生まれる表情に注目
ジーンズは、デニム生産量日本一を誇る広島県福山市を拠点に構える( terroir )のフラッグシップモデル。
旧式のシャトル織機でゆっくりと織られた生地は柔らかく独特な風合いを醸し出し、シャトル織機で織られた生地の大きな特徴であるセルビッチと呼ばれる耳にはグラデーションを採用。藍染の持つ色の多様性を表現している。
フーディーは、丸編みニットの生産量日本一を誇る和歌山県のなかでも数軒でしか稼働していないといわれている吊り編み機を使用。空気を含みながらゆっくりと編まれた生地は柔らかく、使い込むごとにその柔らかさは増していく。生地はしっかりと肉厚で耐久性をもたせた仕様で、シーズンを超えて長く着用できるようジップモデルを採用している。
靴下生産量日本一を誇る奈良県広陵町の旧式の編み機で編まれたローゲージソックスは、ふっくらと手編みのような優しさを持ち、快適な履き心地を実現。藍四十八色にも形容される藍の持つ色の多様性を表現し、白色を含む10色を一足に凝縮させている。
( terroir )のブランドメッセージは以下の通り。
「terroirとは風土を意味する言葉です。私たちは風土により〈らしさ〉が生まれると考えています。( terroir )の製品に完成はありません。藍色の余白と可能性が、そこにはあります。あなたの持つテロワールにより生まれる機微に触れてください」
着用して洗濯することで色が馴染み、オンリーワンの魅力を放つ藍染めをワードローブに取り入れよう。
藍屋テロワール公式ホームページ :https://aiya-terroir.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000118638.html
(MK)
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