4月オープンの東急歌舞伎町タワー内「109シネマズプレミアム新宿」で映画とアート鑑賞を

4月14日(金)に開業予定の「東急歌舞伎町タワー」内に、「109シネマズプレミアム新宿」がオープンする。

館内には、「ゆったりと時を過ごし、音をたしなむ――」そんな至福の時間を彩るアート作品が各所に飾られている。作品はすべて、「109シネマズプレミアム新宿」のために作成されたもの。映画の鑑賞と合わせてアート作品を楽しみたい。

4月に「109シネマズプレミアム新宿」がニューオープン

「109シネマズプレミアム新宿」とは、東京・新宿に開業予定の東急歌舞伎町タワー9階・10階にオープンする、「109シネマズ」の新ブランド。

全席プレミアムシートで、全シアターにハイスペックな映写・音響設備を備えている。上質な鑑賞環境とホスピタリティで、これまでの常識を覆す“感性を開く映画館”として、非日常世界への没入体験を届けるという。

“感性を開く映画館”というテーマ通り、同館の各所にはさまざまなアートが飾られる。その一部を紹介しよう。

<9階メインラウンジ>歌舞伎町のイメージをアート化

9階メインラウンジには、歌舞伎町の風景から感じられる「混沌(カオス)」をアート化した作品を展示。

椛田ちひろ「観測」/photo : 野口浩史

椛田ちひろ「観測」/photo : 野口浩史

「音」「時」のコンセプトからイメージされる、厚く重なっていくイメージを黒色ボールペンのみで表現している。

<10階メインラウンジ>染物の街としての記憶にアクセス

10階には、新宿の地場産業である「染物」を取り入れた、染色家・井上藍さんの作品が飾られる。

井上藍「彼方の面影」/photo : 野口浩史

井上藍「彼方の面影」/photo : 野口浩史

着想源は、歌川広重の浮世絵にもあるような着物の反物を干している風景。染物の街として知られた新宿の“記憶”を思い起こさせる胸板レリーフだ。

<10階プレミアムラウンジ>懐かしの映画館「ミラノ座」がテーマに

竹中美幸さんの作品「ミラノ座の記憶」は、映像用35mmフィルムを素材とし、かつて新宿にあった映画館「ミラノ座」で使われていたアイテムや、昔の歌舞伎町の記録写真をモチーフにしたもの。

竹中美幸「ミラノ座の記憶」/photo : 野口浩史

竹中美幸「ミラノ座の記憶」/photo : 野口浩史

一見すると輪郭が曖昧で図像がぼやけ抽象的だが、よく見るとミラノ座にまつわるさまざまな要素が伺える。

新宿の“記録”と“記憶”、シネマならではの“音”と“時(刻)”が混ざりあうことで生まれるアート。一人ひとりの時間をより豊かなものにしてくれるに違いない。

109シネマズプレミアム新宿
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1丁目29番1号 東急歌舞伎町タワー9階・10階
公式サイト:https://109cinemas.net/premiumshinjuku/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000452.000001956.html

(IKKI)