アベイシングエイプ|伝統技法“注染”の美しさが宿る“JAPAN CULTURE”の新アイテム誕生

A BATHING APE(アベイシングエイプ)の、日本の伝統技法や文化をストリート的な解釈でアップデートしてきたコレクション「JAPAN CULTURE」に、新しいアイテムがラインアップする。

Tシャツ、スウェット、ショーツとコーチジャケットを、BAPE.COMにて3月24日(金)、A BATHING APE正規取り扱い店舗にて3月25日(土)より販売する。

明治初期に生まれた染め技法の一つ「注染」を用いて職人により染め上げる、絶妙なニュアンスが美しいアイテムだ。

伝統技法「注染」で染めたBAPEらしいカモフラ柄

今回の革新的なコレクションは、150年以上の歴史を持つ染め技法「注染(ちゅうせん)」を用いたアイテム。

明治初期に生まれた染め技法「注染」は、当時の生活雑貨の定番だった手ぬぐいや、夏の浴衣などを染めるための技法として、京都を中心に広がった。

生地の上から下へと染料を注ぎ、糸自体を染めるため、ムラ染めやタイダイ染めとは違う、注染独特の“ぼかし”によるグラデーションを表現できるのが特徴。この伝統技術を使い、BAPE(ベイプ)らしいカモフラージュを作った。

注染独自の美しさが宿るコレクション

この注染ができる機械は、現在、日本にわずか数台。その希少な注染機の一つが、世界的なジーンズの聖地としても知られる繊維産業の街、岡山県児島にある。

注染機には、染料を上から注ぐための無数のノズルがあり、下から染料をバキュームで吸うことで糸まで一気に染め上げる。

ボディにクシャッとニュアンスをつけ、染色機へ。このニュアンスの加減が仕上がりを左右するため、職人の感性が重要。ボディを水で湿らせることで、染料を均等に染み渡らせる。

染色機から取り出した直後。色を定着させるためにスチーム機へ。蒸気で熱を加えると、色が定着する。

色を定着させた後、さらに水と洗剤で洗って、余分な色を落とす。色がはっきりと出ているが、この余分な染料が落ちると注染の自然な色合いだけが残る。仕上げに70〜80度の温度で乾燥機にかけ、日陰に干して完成。

色と色が混じり合う境界線のシャープさや、浅く染まった部分と深く染まった部分による自然な色のニュアンスなど、注染独自の美しさが宿る希少なコレクションに仕上げた。

カラーバリエーションはOLIVE DRABとBROWNの2色を用意する。

CHUSEN RELAXED FIT COACH JACKET

CHUSEN LOOSE FIT CREWNECK

CHUSEN RELAXED FIT TEE

CHUSEN EAZY SHORTS

価格はコーチジャケット52,800円、スウェット33,000円、Tシャツ19,800円、ショーツ38,500円。

希少な染め技法を用いた、手作業によりつくられた新しいコレクションは注目度も高い。気になる人は早めにゲットしよう。

BAPE.COM 特設ページ:https://bape.com/pages/chusen

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000436.000008762.html

(hachi)

※表示価格は全て税込