品質本位を追求し、最高級ボトリングティーを製造販売している静岡県の丸七製茶が、一般には流通することがない超高品質な茶葉をティーバッグにした「前代未聞」の先行販売を、12月19日(月)に開始した。
「前代未聞」は40袋入り、桐箱入りで価格は12,960 円(税込)。オンラインショップ「TEA ARTISAN CRAFTED」にて購入可能だ。年末年始の特別な時間に、最高級の日本茶の味わいを楽しんでみては。
日本茶の旨味成分・テアニンの含有量に注目
一般的にお茶は、世界各地の熱帯や亜熱帯地方で作られ、寒さのない気候のため一年中茶葉が休みなく成長し続け、一年中収穫されている。
ところが日本茶は秋の収穫を終えると約半年間収穫をせず、じっくりと休眠しながら地中で栄養を蓄え続け、暖かな春の訪れとともにいっきに新芽を萌芽させる。冬の間しっかり養分を蓄えた新芽を収穫するため、美味しさの成分がたっぷりと含まれた濃厚な味わいが生まれるという。
美味しさの秘訣は、旨味成分であるアミノ酸の一種、お茶特有のテアニンと呼ばれる物質で、この数値が高いお茶は美味しさが豊かだ。
この成分を計測することで、果物の糖度と同じように茶葉の美味しさがわかる。
テアニンの含有量が非常に多い日本茶「前代未聞」
今回のティーバッグ「前代未聞」は、世界でいちばんと言えるような濃い緑茶の茶葉を使用。お茶専用の成分分析機で調べたところ、美味しさの目安となる成分の数値がリミッターを振り切るほど高かったという。
常識を超える美味しさが味わえる日本茶ティーバッグ
日本茶は茶葉を急須で淹れて飲むのが一般的だが、時間にゆとりがなく、急須を洗うのがおっくうと感じる人は少なくない。また、手軽に飲めるペットボトルのお茶が普及したことで、急須がない家庭が多くなった。手軽さから、日本茶をティーバッグで飲む人が年々増えている。
丸七製茶によると、日本茶ティーバッグは手軽さが優先されるために安価な商品が多く、多くが選別加工する際に出る副産物の粉茶を原料とした商品だという。
そこで同社は「ほんとうの日本茶の美味しさを追求したティーバッグ」を目指し、徹底的に美味しさを探求。「急須で淹れるお茶以上に美味しいティーバッグを」と、これ以上ないほど極め、開発したのが「前代未聞」だ。
なお、ティーバッグの素材には環境に配慮した生分解する素材を使用している。
特別な贈答品としても使える桐箱入りの「前代未聞」。お茶と向き合って百十余年の歴史を誇る丸七製茶の、熟練した職人の技と思いを込めたティーバッグを“手軽に”味わってみては。
TEA ARTISAN CRAFTED:https://marushichi-tac.com/
(MK)