誰もが知る名作が帰ってきた。3年ぶりとなるブロードウェイミュージカル『シカゴ』の来日公演が、12月14日(水)から31日(土)まで東京国際フォーラムで行われる。
今回の公演に先立ち、11月17日(木)から期間限定のペア割引チケットを販売中だ。販売期間は11月27日(日)23:59まで。大切な人を誘って出かけたい。
ブロードウェイミュージカルの代名詞『シカゴ』
ニューヨーク・ブロードウェイのリバイバル版初演から25年を迎え、アメリカ作品として歴代1位のロングランを記録するメガヒット・ミュージカルが『シカゴ』だ。これまで、世界36カ国、500都市以上、12言語で上演されてきた。今回の公演は、「25周年記念ジャパン・ツアー」となる。
舞台は1920年代、ジャズ全盛時代のシカゴ。監獄から始まる物語は2人の女性の野心と愛憎を軸に、マスコミを巻き込んだ一大センセーションを描き出す。
作品を彩るのは「オール・ザット・ジャズ」など後世に残るミュージカル・ナンバーと、鬼才ボブ・フォッシーの振り付けを体現する超一流のダンサーたち。セクシーでスキャンダラス、しかしどこか人々の共感を集める、実話にもとづいた2人の悪女の物語は世界中の観客を魅了し続けている。
人種を越えた多彩なキャスティング
実はこの作品には、もうひとつの意義がある。
近年、ブロードウェイではアフリカ系の俳優が『シンデレラ』のシンデレラ役を演じたり、『オペラ座の怪人』のファントム役を演じたりと、人種を超えたキャスティングが行われている。
1996年にブロードウェイでリバイバル上演された『シカゴ』も、アフリカ系アメリカ人俳優が1920年代の弁護士を熱演。過剰な演出を排除し、俳優たちの力量が発揮されることにより、人種と時代考証を超えたキャスティングを実現する。
出演を予定していた米倉涼子さんは残念ながらドクターストップにより降板となったが、日本人女優のキャスティングも『シカゴ』ならではの柔軟性を体現するものだった。
演劇界ではあらゆる不平等をなくすことを目指すDE&I*対策が、いまもなお進められている。『シカゴ』はまさにその先駆けとなる存在だ。
ペア割引チケットで感動を分け合う
期間限定のペア割引チケットは、S席定価15,000円のところ、平日公演が2枚ペアで25,000円、土日公演が2枚ペアで27,000円。1枚あたり最大2,500円の割引となる。
初めてミュージカルを鑑賞する人や映画版のファン、あるいはもう一度見たいという熱烈なリピーター、すべての人に薦められる名作だ。親しい人と感動を分かち合おう。
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』
期間:12月14日(水)~12月31日(土)
会場:東京国際フォーラム ホールC
所在地:東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
公式サイト:https://chicagothemusical.jp/
(SAYA)
* DE&IまたはDEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)は、多様性を意味するDiversity(ダイバーシティ)、公平性を意味するEquity(エクイティ)、包括性を意味するInclusion(インクルージョン)の頭文字をとった言葉
※価格はすべて税込
※座席は全席指定