沖縄・多良間島産の黒糖をふんだんに使用、テロワールを感じるラム「TARAMA ISLAND RUM」

沖縄の酒造所・瑞穂酒造は、多良間島の黒糖を使用したラム「TARAMA ISLAND RUM(タラマ アイランドラム)」を11月15日(火)より全国で販売中。初回800本限定でのリリース予定だ。

さとうきびで沖縄にさらなる熱気を

瑞穂酒造が主宰する、170年に渡り積み重ねてきた泡盛づくりの技術を再構築し、沖縄のさとうきびを主原料とした「ラム」をつくるプロジェクトチーム「ONERUM(ワンラム)」。その第6弾商品として、「TARAMA ISLAND RUM」が登場。

生産農家、大学、研究機関、酒類の従事者が一丸となり、ラムの開発をはじめ、さとうきびの品種や産地、製糖方法、そしてラムの新たな楽しみ方などを探究している。

沖縄の偉人・儀間真常氏の功績により広まったとされる、400年の歴史を誇る沖縄のさとうきびは、沖縄の各所で作られている。また、さとうきびから黒糖をつくる製糖工場が粟国島、伊江島など離島8島にある。

同プロジェクトでは、さとうきびと、これら離島8島の風土や生産方法の違いから生まれる黒糖の、2つの原料に着目し、シングルアイランドシリーズ、ブレンデッドアイランズシリーズ、ワンアイランドシリーズの3種のシリーズを展開。

「ONERUM」は、ワインのように、さとうきび畑のテロワールを楽しめるラムを、また、世界に通用するラムをつくりだし、沖縄がラムの聖地になることを目指している。

多良間島だけのシングルアイランドシリーズ

今回の「TARAMA ISLAND RUM」は、石垣島と宮古島の中心に位置する「多良間島」の黒糖をふんだんに使用した贅沢な造りのラムで、島の魅力をラベルデザインで表現。

蒸溜廃液(ダンダー)を発酵工程に再利用するダンダー仕込みを改良して実施した、世界的にも珍しいラムで、このサスティナブルな製法により、フルーティーな香味が醸し出された。

その香りからは、バナナや桃、ライチなどの圧倒的なフルーツ香や、ヨーグルト、焼き菓子の様な甘香ばしさが感じられ、豊かな香りに包まれる。

楽しみ方としては、シンプルにストレートやロック、ソーダ割やトニック割でも美味しい。

代表的なラムカクテルであるダイキリでは、甘味と酸味が心地よく、フルーティーな香味が際立つほか、ほのかに搾りたてのさとうきびジュースの様なニュアンスも感じられる。

国内最大の黒糖生産地「多良間島」

沖縄本島から南西へ346km、宮古島と石垣島の中間に位置する多良間島。標高34mを最高点とした平坦な地形のこの島には、フクギ並木や放牧風景、さとうきび畑が随所に見られ、国内最大の黒糖生産地として知られている。

旧暦の8月8日から3日間に渡って開催される豊年祭「八月踊り」は、国指定重要無形民俗文化財の指定を受けた、400年余続く伝統あるお祭りだ。

多良間島に由来した香りや味わいを自由に楽しもう。

TARAMA ISLAND RUM
発売日:全国随時販売中
取扱店舗:瑞穂酒造、LIQUID、その他各酒販店にて
アルコール分:41%
内容量:500ml
価格:3,630円(税込)
生産本数:800本 / 1st batch
公式サイト:https://onerum.jp/

(田原昌)