12月2日(金)~12月25日(日)の期間、グランスタ東京の「IDEE TOKYO(イデー トウキョウ)」にて、福岡を拠点に活動する陶芸家・アーティストの鹿児島睦(かごしままこと)氏の展示会、「MAKOTO KAGOSHIMA EXHIBITION 鹿児島睦 展示会」を開催する。
国内では久しぶりの開催となる鹿児島氏の同展示会について、詳しく説明したい。
福岡を拠点に活動する陶芸家・アーティスト
鹿児島氏は、福岡生まれの陶芸家でありアーティスト。美術大学卒業後、インテリア会社に勤務。2002年より福岡市内のアトリエにて陶器の制作を始める。
陶器のほかにもファブリックや版画、壁画の制作や、国内外のブランドへの図案提供、アートプロジェクトへの参加など、さまざまな分野で積極的な活動を行う。
色彩豊かな植物や動物を描いた器やテキスタイル、版画など、さまざまな手法で制作された作品は独自の世界観を持ち、国内だけでなく海外でも高い評価を得ている。
一つずつ表情の異なる立体作品などを展示販売
同展では、鹿児島氏が自身の工房で制作した一点ものの器作品や、スウェーデンの陶工房「ケラミックスタディオン」で制作されたフィギュリンの素焼きに、同氏が直接絵付けをした立体作品などを展示販売する。フィギュリンは一つずつ表情が異なる点が特徴だ。
また、制作プロセスで描かれたスケッチや原画、配色プランなどの展示も予定しているとのこと。
4年半ぶりの国内展示会を「IDEE TOKYO」で開催
近年、海外を中心に行っていた鹿児島氏の展示発表だが、国内では4年半ぶりの開催となる。同氏は数年前より大阪にあるセレクトショップ「dieci(ディエチ)」と協働して、「ケラミックスタディオン」でフラワーベースやテーブルウェアなどを制作してきた。
制作をしながら話を重ねていく中で、日本の四季をテーマにした立体作品の企画が実現。今回はそのスペシャル企画として「IDEE TOKYO」で展示販売することとなった。なお、今後、鹿児島氏の原案を元に作られたプロダクトも発売する予定だ。
12月2日(金)~6日(火)の期間は完全予約制
同展は、12月2日(金)~6日(火)の期間は完全予約制となる。来場希望者は、11月18日(金)の12時以降に、来場予約専用ウェブサイトで事前予約を。
なお、来場予約はウェブサイト上のみで受け付けており、一人一枠に限られる。来場当日は身分証明書の提示が必要となる。
一点ものは全て抽選販売
また、一点ものの展示作品は全て抽選販売となる。応募は予約開催期間最終日の12月6日(火)までに来場可能な人に限られるので、購入を希望する場合は必ず12月6日(火)までに来場予約の上、店頭にて応募をしよう。
なお、抽選結果は、12月9日(金)以降、当選者のみにメールまたは電話にて連絡がある。
これを機に、鹿児島睦氏の作品を堪能してみては。
MAKOTO KAGOSHIMA EXHIBITION 鹿児島睦 展示会
開催日時:12月2日(金)~25日(日)10:00~21:00 ※12月2日(金)鹿児島睦氏在廊、ライブペインティング開催予定
会場:IDEE TOKYO
所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅・改札内 グランスタ東京B1F スクエアゼロエリア48番
来場予約専用ウェブサイト:https://airrsv.net/ideetyo/calendar
IDEE TOKYO公式サイト:https://www.idee-online.com/shop/contents1/ideetokyo.aspx
(角谷良平)