厚さ約6センチ、重さ約2キロ、960ページと、さながら辞書のような佇まい。映画を愛するすべての人のための名作映画ガイドブック決定版が登場。

ネコ・パブリッシングは、最新の内容にアップデートした『死ぬまでに観たい映画1001本 第五版』を11月11日（金）に発売した。重厚感ある装丁で、ギフトとしてもおすすめだ。

2021年公開の10作品を含む、全21作品をアップデート！

『死ぬまでに観たい映画1001本 第五版』は、英国のクアルト社が出版する『1001 Movies You Must See Before You Die：2022 Update Edition』の日本語版。

1902年から2021年まで、古今東西の映画の中から時代、ジャンル、ムーブメント、伝統、監督、俳優など多岐にわたる観点で1001本を厳選。ハリウッド映画からアフリカ映画まで、文芸映画の傑作から娯楽大作、カルト映画まで幅広く紹介している。

中でも作品の核心を突く解説文は、世界10カ国88名の映画評論家・専門家たちによる公平な視点からの記述が特徴。簡潔で思慮に富んだテキストは、その作品を語る上で一つの指標となってくれそうだ。

今回の第五版では、今年のアカデミー賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』や『コーダ あいのうた』など、2021年公開の話題作10タイトルを含む全21作品を入れ替えた内容にアップデート。映画の歴史が1冊に詰まった名作映画ガイドブックの決定版となっている。

同書は、見開きページに1～3本の作品を収録し、映画評論家・専門家たちによる魅力的な解説文で紹介。作品名は日本公開時のもの、未公開作品は原題を記載し、制作国、監督、脚本、キャストなど、スタッフクレジットも記載する。巻末には全作品の原題と英語タイトル、監督索引を収録している。

第五版では、『The Lighthouse（ライトハウス）』『Parasite（パラサイト）』『For Sama（娘は戦場で生まれた）』『Lovers Rock（ラヴァーズ・ロック）』『Nomadland（ノマドランド）』『Quo Vadis, Aida？（アイダよ、何処へ？）』『Drive My Car（ドライブ・マイ・カー）』『Summer of Soul（サマー・オブ・ソウル）』『Memoria（メモリア）』『CODA（コーダ あいのうた）』などが追加で紹介されている。

なお、同書の定価は5,500円（税込）だ。

WOWOWや映画専門チャンネルをはじめ、Amazon Prime VideoやU-NEXTなどのSVOD（定額制動画配信）サービスを利用するときのハンドブックに最適な本書。これを傍らに置き、年末年始は映画三昧の日々を送ってみては？

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（MK）