ディスカヴァー・トゥエンティワン社より、『成功する人の仕事のやり方』(ナイジェル・カンバーランド 著、高崎拓哉 訳)が刊行。仕事での成功に関わる、あらゆる側面を網羅した50項目はすべてのビジネスマン必読だ。
成功する人が実践し、ほかの人にはできなかったこと
飛び抜けた仕事を成し遂げ、たぐいまれなキャリアを送る人たち、たとえば、稲森和夫氏やスティーブ・ジョブズ氏らは、どうやって仕事で大きな成功を収めたのか。彼らが実践し、ほかの人にはできなかったこととは、いったい何なのか――。
『成功する人の仕事のやり方』(定価:1760円・四六判/384ページ)の著者ナイジェル・カンバーランド氏は、1967年、イギリスのヨーク生まれ。ケンブリッジ大学卒業。世界3大ミシン糸メーカーCoats plcのファイナンスディレクターや、世界最大級の人材サービス会社Adeccoなどの一流人材紹介企業で支部長を務める。
その後、世界の一流組織にエグゼクティブコーチングとリーダーシップトレーニングを提供している業界トップのグローバル企業、シルクロード・パートナーシップを共同創業。25年にわたり、香港やブダペスト、サンティアゴ、上海、ドバイなど世界各国で働いた経験と、数多のコーチングから、卓越した仕事を行うプロフェッショナルに共通する秘訣を見出した。
作家、リーダーシップ・コーチとして、代表的な著作に『成功者がしている100の習慣』『お金持ちがしている100の習慣』『ありのままの自分で人がついてくるリーダーの習慣』(以上、ダイヤモンド社)がある。
プロコーチング協会機関(ICPA)フェロー、リーダーシップ・マネジメント機関(InstLM)フェローでもあるナイジェル氏は、「どんな職業であれ、飛び抜けた仕事をして成功を収められる可能性はあります。難しいのは、その可能性を現実のものにする方法です。その答えは、この本で紹介する50の秘訣の中にあります」と語る。
英国一流コーチの経験が生み出す「仕事の流儀」とは
ナイジェル氏は、英国の超一流コーチで、人材紹介企業での約5000人への面接、25年間のディレクターとしての実務、10年以上のコーチとしての経験がある。数多の卓越した仕事をする人たちと関わってきた経験から導き出されたのが、つぎの「5つの原則」だ。
原則1. 上司や同僚から好かれ、評価される
それにはエモーショナル・インテリジェンスや聞く力、コーチング、誠実さなど、幅広いスキルと振る舞いが求められる。
原則2. 目標を満たし、可能ならば上回る成果を出す
目標を達成し、雇い主の期待に応えられない人間が、成功したとみられることは絶対にない。
原則3. キャリアの先を見通す
しっかりとしたキャリアプランを持っている人は、昇進してキャリアの見通しを明るくしつつ、同時に解雇される確率を最小限に抑えられる。
原則4. 有意義で楽しい仕事をする
楽しさとやる意味を感じない仕事で成功を収めるのは難しい。幸せではないのに笑えと言われるようなものだ。
原則5. ストレスと燃え尽き症候群を避ける
働く時間がストレスになり、消耗し、燃え尽きている人間が、自分は仕事で成功したと主張することはできない。
『成功する人の仕事のやり方』では、この「5つの原則」のもと、仕事で成功する秘訣を50項目にまとめている。各項目では、成功した著名人の言葉を引用しつつ、その秘訣をわかりやすく紹介している。
本書の50項目をタイミングと状況に合わせて使うことで、どんな職業やキャリアでも飛び抜けた働きを見せ、成功することができるはずだ。仕事の成功の愛蔵書にしよう。
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