懐かしい少年時代を振り返る!『昭和40年男』10月号の特集は「昭和の暮らしと俺たちの部屋」

“昭和40年=1965年生まれの男性向け”に特化した年齢限定マガジン『昭和40年男』の10月号 vol.75の特集は、「昭和の暮らしと俺たちの部屋」。

“昭和40年男”が過ごし、成長してきた“俺たちの部屋”を切り口に、さまざまな角度から“昭和の暮らし”を振り返っていく。懐かしい日々を過ごした子供部屋へのタイムトラベルを楽しもう。

日本の発展と一緒に成長期を過ごした昭和40年男

昭和40年男が少年期から青年期を過ごした1970年代から80年代は、日本が真の豊かさを求めて突き進んだ時代。そんな時代に子供部屋を与えられ、生まれて初めて得たパーソナルスペースは、学習机を中心としつつも、自分自身の趣味嗜好、大げさに言えば脳内を具現化した空間でもあった。

その中で過ごし、時に思考の長旅に出ることで、昭和40年男たちは成長し、自我を確立していったと言えるのではないだろうか。巻頭特集では、そんな小宇宙たる“俺たちの部屋”を切り口として、昭和の暮らしを振り返っていく。

第一章 大人への階段と変遷

俺たちの部屋プレイバック 小学生編

小学生で一人部屋を与えられていたのび太をうらやましく思ったものの、ひとりっ子だからかと納得した昭和40年男も多かったはず。当時は少数派だったひとりっ子が振り返る、小学生時代の子供部屋とは。

第二章 暮らしの中にあった原風景

誰もが憧れた新しい庶民「ダンチ族」。団地が誘う懐かしい未来

高度経済成長期の真っ只中には、空前の団地ブームが到来した。新しい庶民“ダンチ族”に、なぜ日本中が憧れたのか。昭和40年男にとって切り離すことのできない存在である団地。その変遷と魅力をひもといてみた。

第三章 名作の舞台になった家

サザエさんの家には昭和の安らぎが漂っている

昭和40年男が生まれる前からマンガの連載が始まり、4歳の時にアニメの放送がスタート。昭和の暮らしの象徴として、あるいは我々の生活や人生と寄り添う形で親しんできた国民的マンガが『サザエさん』である。その舞台となった家屋から昭和の暮らしを考える。

間取り探偵が解明!昭和のマンガ家によーこそ!

知っているようで知らなかった、マンガ内に登場する主人公たちの家。その家の間取りを研究し、再現している昭和39年男がいた。その男とは、“間取り探偵”こと建築コンサルタントの影山明仁氏。彼が解明した間取りの数々を紹介する。

第四章 部屋にまつわるエトセトラ

テレビの中の空想探訪記ドラマの部屋

ビデオのない時代、我々は瞬きさえ惜しんで夢中でテレビを観ていた。それゆえ、好きなドラマの細かいところに目がいくわけだが、なかでも気になったのは主人公が住んだり、アジトにしていた部屋。

今回は『傷だらけの天使』『探偵物語』『ムー一族』『ゆうひが丘の総理大臣』をピックアップした。

また、毎号充実の連載インタビュー企画には、つボイノリオさん、増田惠子さん、石橋 凌さんが登場。

1989年(昭和64年/平成元年)をフィーチャーした連載特集では、FMW旗揚げについて大仁田 厚さん、この年に大ブレイクしたプリンセス プリンセスについて岸谷 香さんが語るページも。

日本経済が飛躍的に成長した時代に多感な青春時代を送った、昭和40年男たちの郷愁をそそる子供部屋を振り返り、当時の暮らしを再探訪しよう。

『昭和40年男』2022年10月号/vol.75
定価:780円(税込)
公式サイト:https://www.s40otoko.com

(hachi)