クリュッグのシャンパーニュを音楽に。坂本龍一氏がプロデュースした特別な組曲を公開

プレステージ シャンパーニュメゾン「KRUG(クリュッグ)」は、世界的音楽家の坂本龍一氏とのタイアップを実現。2008年に造られた3種のクリュッグ シャンパーニュを描いた組曲「Suite for Krug in 2008」が完成した。

同組曲は、9月7日(水)よりクリュッグ公式サイトで公開、極上のミュージックペアリングが体験できる。

クリュッグが創造したシャンパーニュを音楽に翻訳

クリュッグは音楽とのミュージックペアリング「KRUG ECHOES(クリュッグエコー)」を通し、感動や歓びを伝え続けている。

メゾン クリュッグと坂本氏の最初の出会いは2019年の末。「SEEING SOUND, HEARING KRUG ~音を視る、クリュッグを聴く~」をテーマにした、特別な音楽体験を提供するためにチームが編成された。

その作品は、2008年に造られた3種のシャンパーニュ「クリュッグ クロ・デュ・メニル 2008」「クリュッグ 2008」「クリュッグ グランド・キュヴェ 164 エディション」という、クリュッグが創造したシャンパーニュを音楽に翻訳する組曲だ。

坂本氏は「Suite for Krug in 2008」と題された、3楽章からなる組曲を制作。3つの物語、3つのインスピレーション、3つのビジョン、そして3種のブレンドは、クリュッグのセラーマスターであるジュリー・カヴィル氏の手により2008年に生まれた。

組曲を構成する2008年の3種のシャンパーニュ

2008年に生まれた「楽譜」は格別で、その果実には特別な気品が添えられた。過去10年の中でも最も涼しい年になったという気象条件により、ブドウの木はストレスなく、果実はゆるやかに成長した。

セラーマスターのカヴィル氏はソリストの巨匠となる、シャルドネの区画に遭遇。2008年、クロ・デュ・メニルのシャルドネは異質なほどの純粋さを持っており、「クリュッグ クロ・デュ・メニル 2008」が生まれた。

そんな「ミュージシャン達」との出会いを続ける中で、アンサンブル・オブ・ザ・イヤーともいえるブドウ品種を選び出した。そして誕生したのが「クリュッグ 2008」だ。

「クリュッグ グランド・キュヴェ 164 エディション」は、2008年の収穫時期に誕生していたもので、最も古いものは1990年、新しいものだと2008年という、11の異なる年が創った127種のワインのブレンドである。

坂本龍一氏が創り出した唯一無二の組曲

アカデミー賞作曲賞を受賞した『ラストエンペラー』(1987年)や『レヴェナント』(2015年)によって多くの人に知られる坂本氏は、50年以上にわたり音楽と芸術の世界で活躍してきた。多才なアーティスト、アクティヴィストであり、クリュッグ ラヴァーでもある。

彼は3種のクリュッグのシャンパーニュと出会い、18ヶ月の間それら3種のキュヴェを味わいながら、カヴィル氏とそれぞれのビジョン、テクニック、そして感覚を共有。そして、ブドウ畑から貯蔵室に至るまで、クリュッグのサウンドも録音した。

各楽章が1つのシャンパンを、それらを味わうときに得た感覚を音楽で表現し、組曲として構成したのだ。

シャンパーニュの組曲で感性を包み込む、ミュージックペアリングを体験してみよう。

楽曲特設ページ:https://www.krug.com/jp/krug-x-ryuichi-sakamoto

(田原昌)