奄美大島伝統の<泥染(どろぞめ)>を施したレザースニーカー「DS-002SP DOROZOME」

最新のストリートカルチャーと、1,300年もの歴史を持つ伝統の技を掛け合わせた、新たなスニーカーだ。

ルーツアンドシューツが運営する「DUSK STUDIO」は、8月2日にオンラインストアをリニューアル。リニューアルを記念して泥染レザーを使用したスニーカー「DS-002SP DOROZOME」のウェブ販売を開始した。

蔵前店でのみで販売していたスニーカを全国販売

「DUSK STUDIO」は、革靴づくりのノウハウと奄美大島伝統の「泥染」の技術を融合したレザースニーカーを販売。

今回、オンラインストアのリニューアルを記念して、これまで東京・蔵前店でのみ販売していた同スニーカーのウェブ販売を開始した。

カラーは「DORO」、価格は27,500円(税込)。サイズは、25、26、27、28cmとなっている。

化学染料では再現できない深い色合い・泥染

鹿児島県の南方に位置する奄美大島でのみ作られる「大島紬(おおしまつむぎ)」を染色する際に使うのが、1,300年以上もの歴史を持つ「泥染(どろぞめ)」。

奄美大島に自生している「テーチ木」の染料で染色をした後、目の細かい泥に浸すことで、布や皮革は特有の色合いに染まっていく。

特にレザーの染色は非常に難しく、手法の確立までに10年以上もの歳月を費やしたという。化学染料では再現できない深い色合いが、様々な世代からの人気を集めている。

これまで、泥染を用いてレザースニーカーを作る試みは殆ど行われてはこなかった。しかし、泥染でしか醸し出すことのできない風合いをシューズに纏わせたいとの想いから、今回製作を決意したという。

伝統を重んじつつ革新的なシューズを生み出す「DUSK STUDIO」

2020年にリリースされたシューズブランド・「DUSK STUDIO」は、「Traditional,Innovative and Creative(伝統、革新、創造)」をブランドコンセプトとして掲げ、伝統を重んじつつ革新的なシューズを生み出している。

ラストと呼ばれる足型からつくられるシューズには、ファッションや音楽、グラフィックをはじめとしたデザイナー自身のバックグラウンドを反映。他のブランドにはない「ハイブリッドフットウエア」を世に放っている。

まさに“温故知新”なシューズ、ぜひ履きこなしてみたい。

DUSK STUDIO:https://duskstudio.myshopify.com

(suzuki)