【角川武蔵野ミュージアム】歌川広重の浮世絵がモチーフの新作映像公開中

19世紀、ヨーロッパを驚かせたジャポニスムが今よみがえる。

角川文化振興財団は、埼玉県所沢市にある「角川武蔵野ミュージアム」1階に設置されたプロジェクションマッピング作品「NAKED BIG BOOK」の新作として、東京藝術大学COI拠点が制作した歌川広重「日本橋朝之景」をモチーフにした映像とコラボレーションした作品を公開した。

© 2021 NAKED, INC.

「ジャポニスム」を軸に生まれた特別なコラボ

「NAKED BIG BOOK」は、巨大な本のオブジェにプロジェクションマッピングを施し、本がめくれる演出で様々な映像世界を表現する、クリエイティブカンパニーNAKED,INC.の代表作。

また東京藝術大学COI拠点は、文部科学省などが主導するプログラムの一環として、革新的なイノベーションを産学連携で実現するとともに、そのイノベーションを創出するプラットフォームを国内に整備することを目的としている。

© 2021 NAKED, INC.

今回、角川武蔵野ミュージアムのプロデュースのもと、東京藝術大学COI拠点にて制作された歌川広重の浮世絵「日本橋朝之景」をモチーフにした映像の世界観に合わせ、角川武蔵野ミュージアムの魅力を伝える映像をNAKEDが制作した。

とぼけたようなキャラクター、浮世絵の世界観にあわせて紹介される角川武蔵野ミュージアム、江戸時代と現代を繋ぐ猫とスマートフォンなど、約3分半の映像の中に次々とユニークな要素が登場し鑑賞者を楽しませてくれる。

© 2021 NAKED, INC.

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映像と音楽を共に映し出す360度体験型コンテンツ

また、角川武蔵野ミュージアムでは、企画展《SPIRIT of JAPAN 浮世絵劇場 from Paris》を開催中。

フランス・パリを拠点とするアーティスト集団「ダニーローズ・スタジオ」が手掛けた浮世絵をモチーフにしたプロジェクションマッピング作品で、1,100㎡を超える大空間に12幕の異なる映像シーンが音楽と共に映し出される360度体験型コンテンツだ。

角川武蔵野ミュージアムでは、ジャポニスムを連想させる映像コンテンツを展開し、日本の伝統文化の魅力を来場者に伝えてくれる。

© 2021 NAKED, INC.

企画展とともに、浮世絵の世界を体感してみては。

企画展《SPIRIT of JAPAN 浮世絵劇場 from Paris》
期間:開催中~2022年4月10日(日)
※チケット、休館日など詳細は公式サイトの確認を
角川武蔵野ミュージアム HP:https://kadcul.com/

NAKED, INC. HP:https://naked.co.jp

(suzuki)

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