マセラティのスーパースポーツである「MC20」は、カーボンモノコック製のボディに、F1由来の3.0L・V6ツインターボ「Nettuno(ネットゥーノ)」エンジンをミッドに搭載。
最高出力は630ps/7,500rpm、最大トルクは730Nm/3,000-5,500rpmを発生し、0-100km/h加速=2.88秒、最高速度=325km/hという圧巻のパフォーマンスを誇る。
今回のコラボプロジェクトは、ユーザーが“自分だけの一台”をカスタマイズできるマセラティ・フォーリセリエ・プロブラムの一環で、真っ白なキャンバスに、多様なヘアスタイルでも注目を集めたベッカム氏の感性が注入されている。
デザインのスタート地点は、ベッカム氏がオーナーを務めるアメリカのサッカークラブ「インテル・マイアミCF」。クラブカラーとユニフォームに準じたブラック×ピンク、グロッシー仕上げ×マット仕上げによる妖艶でセクシーな佇まいを特徴としている。
具体的には、艶感のあるグロッシーブラックをボディに採用しつつ、グリルやCピラーには落ち着いたオパーク仕上げのトライデントロゴを施し、同じブラックの中にあるコントラストを強調。そして、MC20バッジやブレンボ製ブレーキキャリパーには、個性的なパステルピンクが採用されている。
一方、レザーとアルカンターラに包まれた内装はブラックで統一。そこにピンクのコントラストステッチが縫い込まれ、「For David」とレタリングされたネームプレートなどが装備される。
ベッカム氏は、「車はモデルや色、車内の小さな個人的なディテールなど、個々のテイストが反映されるものだと思います。第二の故郷であるマイアミと、そこにある私のサッカークラブにインスパイアされたこのワンオフカーを、マセラティチームやデザイナーと協力して作ることができたのは胸が高鳴る体験でした。ハンドルを握るのが、とてつもない喜びになります」と語っている。
MC20・公式サイト:https://www.maserati.com/jp/ja/models/mc20
(zlatan)
画像元:マセラティ ジャパン株式会社
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