福岡の「泰泉閣」が「温泉宿・ホテル総選挙2021」夕食自慢部門・九州エリアで第1位に

筑後川の清らかな湧水が育んだ、福岡の絶品郷土料理でもてなしてくれるホテルを紹介したい。

福岡県朝倉市にある「泰泉閣」が、11月8日に発表された「温泉宿・ホテル総選挙2021」の夕食自慢部門・九州エリアで、第1位を獲得した。

このランキングは、環境省、内閣府、総務省、経済産業省、観光庁の後援で温泉地の活性化プロジェクトを実施している温泉総選挙が、7月1日から10月20日までに受け付けた一般投票(総数50万6,692票)を集計して発表したもの。

初年度の今回は、全国から856軒の温泉宿・ホテルが参加。泰泉閣では4つの部門にエントリーし、「●夕食自慢部門 九州エリア1位/全国4位 ●朝食自慢部門 九州エリア4位 ●うる肌部門 九州エリア2位/全国4位 ●貸切風呂部門 九州エリア7位」と、全ての部門で上位入賞を果たしている。

■豊かな湧水が育んだ、地元食材を堪能できる会席料理

地元郷土料理「筑前朝倉蒸し雑煮」

宿泊者の夕食には、九州各地の名旅館で腕を振るって来た上船昌幸料理長が心を尽くした、四季折々の味わいを楽しめる会席料理が楽しめる。

上船昌幸料理長

この会席は、地元の朝倉市で採れた野菜や筑後川の恵みを受けて育った川魚、また朝倉・秋月地区の郷土料理などからなり、雑煮では珍しい、蒸して調理する「筑前朝倉蒸し雑煮」など、山・川・海の幸をバランス良く取り揃えた、体の内側から健やかになれるような料理となっている。

料金は1泊2食付きで平日13,200円~。料理内容はプランや時期によって異なる。

■創業73年、福岡の奥座敷・原鶴温泉「泰泉閣」

福岡市中心部から車で1時間ほど、筑後川のほとりの原鶴温泉に佇む泰泉閣。自家源泉は、古い角質を落とす「アルカリ性単純泉」と、余分な皮脂を取り除く「硫黄泉」という美肌に良いとされる二つの泉質を持つことから、ダブル美肌の湯と称されている。

また、1992年に上皇上皇后両陛下が宿泊された貴賓室「好日の間(こうじつのま)」や、日本庭園を臨む純和風建築・数寄屋造りの離れ「紅塵庵(こうじんあん)」がある。

美肌の湯と絶品の郷土料理で、日常を忘れられる癒しのひとときを堪能してみたい。

泰泉閣 HP :https://www.taisenkaku.co.jp

(suzuki)