東横線・多摩川駅「ロネテテ」で、熟成メークィンが味わえる

熟成したジャガイモの、素材の旨みをじっくり堪能して欲しい。

10年以上愛され続けて来た名店『アンドセジュール』の店舗を引き継ぎ、2020年10月にオープンした、多摩川駅より徒歩5分の現代的西洋料理店『La Hönnêtêté(ロネテテ)』。

今回、開業1周年を記念し店舗の内装を新たにリニューアル。冬の特別メニューを11月下旬より提供する。

■熟成メークィンを使った自慢のメニュー

常に変わる『ロネテテ』のメニューの中でも定番的に扱っている食材、熟成メークィン。

ジャガイモが長期間熟成できる環境を倉庫の中に再現し、2年間大切に熟成させたメークィンは、デンプンが糖化することで甘みと香りが楽しめる食材へと変化する。熟成という調理を自然に施されたジャガイモの味わいは格別だ。

今年の冬のメニューはシンプルなローストで用意。メークィンを皮ごとローストし、素材の味わいを楽しんでもらえるよう、ジロル茸(和名:アンズダケ)という、ほんのりアプリコットの香りのするきのこを合わせた。

食感のアクセントとして焦がしバターで風味に奥行きをだし、ソースには海老の出汁をベースにイカスミで香りとコクを加え、柚子を強調したかんずりでアクセントを加えた。

■経験豊富なシェフによるコース料理

・冬の特別コースメニュー

コースメニューには白子やポロ葱など、北海道の食材をふんだんに使用。食前のアミューズは、少しスパイスを効かせて身体を内側から暖めて食欲と五感を刺激し、これから始まる食事に対して身体が準備を始めるように。価格は8,800円(税込)。

・クリスマスのワインペアリングコース

クリスマスには、特別なワインのペアリングコースを用意。シャンパーニュから始まり、料理に合わせて合計5種類。普段はグラスで提供しないワインを特別に抜栓する。価格は17,500円(税・サービス料込)。

■オーナーシェフ・春野裕征

都内フレンチレストラン『harmonie』『マダム・トキ』などで勤務後、和食・スペイン料理のガストロノミーなど様々なジャンルでも経験を積んだ後、渡仏。

帰国後、ソムリエ資格も取得し、都内のビストロ『bongout noh』、北海道のミッシェル・ブラス・トーヤ・ジャポン、東京浅草『La maison du 一升VIN』にて腕を振るい、2020年にロネテテを開業。

料理人を目指すきっかけになった愛すべきフランス料理の伝統を大切にしつつも、ジャンルに囚われる事のないようにあえて”フランス料理店”とは名乗らない『ロネテテ』。渾身のメニューを特別な日に味わいたい。

ロネテテ
住所:東京都大田区田園調布1-11-10 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131704/13252408/

※画像はイメージ

(hachi)