新宿・ヒルトン東京の日本料理「十二颯」初のテイクアウトおせち発売

一人暮らしの正月膳にも欲しくなる、ホテルメイドの少量おせち。

■ヒルトン東京「十二颯」初のおせちテイクアウト

東京・新宿のヒルトン東京2階にある日本料理「十二颯」が、開業来初となるおせち料理のテイクアウトを行う。

「十二颯」の料理長・青柳源太(あおやぎ げんた)氏が手掛ける一段重のおせちは、1人から1.5人で食べるのに丁度良い分量となっている。

新年の朝にふさわしい縁起の良い食材を用いた特製おせちは、ふっくら焼き上げる「伊達巻」「紅白蒲鉾」や「数の子」、上品な甘さで炊き上げる「黒豆」や「栗きんとん」に始まり、酒のつまみにもぴったりの「鮭柚庵焼」や「合鴨スモーク」などを彩りよく盛り付ける。

子持ち鮎を一度焼き、その後約1週間かけてじっくりと煮付ける「鮎煮浸し」は、赤酒を使用する事で艶のあるべっ甲色に仕上がり、骨まで柔らかく食べられる。

ロブスター半身を用いた「海老グラタン」は、ベシャメルソースに醤油糀を合わせた和風仕立て。一年の福を願い、冷めても美味しい「ふぐの唐揚げ」なども楽しめる。

ほか「鮭親子漬」「昆布巻」「梅花れんこん」「鶏八幡巻」など20種類を木箱に詰め込む。。12月31日と1月1日、濃紺の風呂敷に包んで同店にて引き渡す。

日本料理「十二颯」料理長・青柳源太氏 

板前の父親の影響で和食料理人の道へ進んだ青柳氏は、1997年に日本料理店でキャリアをスタート。2003年にヒルトン東京入社後、日本料理「武蔵野」で経験を積み、2012年に副料理長に就任。

2014年にリブランドを遂げたTSUNOHAZU内、日本料理「十二颯」のオープン時にはメニュー開発、器や食材の選定などにも関わり中心的な役割を果たした。2015年に日本料理全国大会 東京都知事賞、2016年、2017年には全国日本料理コンクール大会 会長賞他数々の賞を受賞。2017年4月より日本料理「十二颯」の料理長に就任。

量が多すぎると持て余してしまうことも多いおせちだが、正月膳を華やかにする欠かせない存在。伝統の正月料理だけにこだわらないホテルメイド、それも適切な量のおせちなら、一人の正月にも欲しくなりそうだ。

日本料理「十二颯」おせちテイクアウト

予約期間:11月1日(月)~12月26日(日)※先着100個の販売
料金:8,000円(税込)
引渡し期間:12月31日(金)11:00am~5:00pm/1月1日(元日)9:00am~1:00pm
予約: https://tokyo.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/takeout/junisoh-osechi

(冨田格)