ドリフト競技の最高峰「D1グランプリ」滋賀県・奥伊吹モーターパークにて開催

10月2日(土)・3日(日)、奥伊吹モーターパークにて「D1グランプリ 2021 Rd.7&8」の「2021 OKUIBUKI DRIFT」が開催される。

■見ている者の感性に訴える

D1グランプリシリーズは、ドリフト走行のカッコよさで勝敗を決める競技だ。ドリフトとは、後輪もしくは4輪を滑らせながら走る走法で、非常に高度なバランスをとってクルマをコントロールする。

競技の最大の魅力は、超非日常的なクルマの動きと、エンジン音をとどろかせ猛烈な白煙を上げてコーナーを駆け抜ける、ダイナミックかつアクロバティックなアクション。

マシンの性能よりドライバーのウデに依存するところが大きく、クルマをコントロールする“ワザ”を争う。競技は、単走と追走の2つのカテゴリーが行われる。

・正確な技術力を競う「単走」

単走は、事前に審判員から発表された走行ラインなどのポイントに加え、D1独自の機械採点システム『DOSS』によって「角度」「スピード」などの要素を総合的に得点化。基本的に角度の大きさ、スピードの速さ、エンジンの音は途切れていないか、動きのスムーズさによって評価される。

また、マシンの振り出しや振り返しなどの動作はクイックなほうが評価は高くなるが、スピンやドリフトのもどりがあったような場合は大幅な減点に。走行は通常2本。得点の高さで順位が決定する。

・1対1の勝ち抜きトーナメント戦「追走」

同大会の真骨頂である追走は、単走で決まった順位に基づき組み合わせを決め、先行と後追いを順番に入れ替える形でスタート。競技は、先行と後追いを入れ替えて計2本で争われ、各審判員が持つ10点満点を基準に2本の合計点で勝敗を決定する。

先行は自分のベストの走りをし、後追いは先行の車両に合わせたドリフトをすることが求められる。後追いが先行と同等かそれ以上の角度をつけて、相手のインに入った状態でドリフトを続けられれば勝ち。また、先行が後追いを引き離したり、よりドリフトの角度が深く、ドリフトの飛距離が長ければ先行の勝ちとなる。

■最高峰のマシンとドライバーが魅せる大迫力のドリフトバトル

奥伊吹モーターパークの第4駐車場の特設コースで行われる同大会。圧倒的な加速力で大きな白煙とスキール音(タイヤ音)を上げながら走り、優勝を目指して競い合う。

同大会は、スタートからフィニッシュまでの全てを座ったままで見ることが可能な特設スタンドも設置。ギャラリーのドリフト観戦が可能になっている。

大会の模様は、YouTube「D1GP MOVIE CHANNEL」にて無料Live配信も行う。

チケット(入場券付き指定席券)はローソンチケットにて、5,500円から販売中。

世界レベルともいえるドリフトバトルは必見だ。

2021 OKUIBUKI DRIFT
会場:奥伊吹モーターパーク(滋賀県米原市甲津原 奥伊吹)

詳細:https://d1gp.co.jp/
D1GP MOVIE CHANNEL:https://www.youtube.com/results?search_query=D1GP+MOVIE+CHANNEL

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