今回のシェイクダウンでは、エンツォ・フェラーリの心臓部を持つスーパースポーツ「MC12」も登場。その後継たる新型MC20は、マセラティ最新のテクノロジーとラグジュアリーを高次元でバランスさせた最高峰モデルとなる。

MC12（左）、新型MC20（右）

ボディサイズは、全長4,669×全幅1,965×全高1,221mm。カーボンファイバーモノコックを採用した流麗なボディは、マセラティ初のバタフライドアを採用しながらも、車重1,500kg以下という超軽量に仕上げられている。

そして、100％自社開発となる3.0L・V6ツインターボの「Nettuno（ネットゥーノ）」エンジンをミッドに搭載し、最高出力は630ps/7,500rpm、最大トルクは730Nm/3,000-5,500rpmを発生する。トランスミッションは、8速デュアルクラッチが組み合わされる。

また、ダラーラの風洞実験室での2,000時間以上に及ぶテスト、1,000回以上のCFD（数値流体力学）シミュレーションによって設計されたエアロダイナミクスによって、地を這うような強力なダウンフォースと効率的な走りを実現する。

鈴鹿サーキットでは、官能的なサウンドを響かせながら、“雷鳴の速さ”と“羽の軽さ”を感じさせる走りを見せつけたという。

鮮やかなブルーのボディカラーは、「Blu Infinito：ブルー・インフィニート」と呼ばれる専用色。MC20では、このブルーを含む全6色のボディカラーが専用開発されている。日本での価格は、2,650万円（税込み）を予定。

（zlatan）

画像元：マセラティ ジャパン

URL：https://www.maserati.com/jp/ja/models/mc20