あのビヨンセとジェイ・Zを起用したキャンペーンフィルムをティファニーが公開!

ティファニーは、音楽界のパワーカップルとして知られるビヨンセとジェイ・Zが出演する「アバウト ラブ(ABOUT LOVE)」キャンペーンフィルムを公開した。

Beyoncé and JAY-Z for the Tiffany & Co. fall 2021 ABOUT LOVE campaign, shot by Mason Poole.

■ビヨンセが「ムーン・リバー」を披露

著名な映画監督であるエマニュエル・アジェイ(Emmanuel Adjei)によるキャンペーン映像では、往年の名曲「ムーン・リバー」のミュージカルパフォーマンスを披露。1961年に公開された映画『ティファニーで朝食を』の主題歌として広く知られるこの名曲を、ビヨンセがアレンジを加えて歌い、その様子をジェイ・Zがスーパー8カメラで撮影した。

キャンペーン映像では、ビヨンセは「ティファニー ダイヤモンド」をはじめとする、類まれなダイヤモンド ジュエリーの数々を纏い登場。

19世紀に発見されたジェムストーンの中で最も重要なストーンのひとつである「ティファニー ダイヤモンド」は、ブランドの豊かなヘリテージを象徴する存在となっている。

■アイコン的ジュエリーが多数登場

また、ジャン・シュランバージェやティファニー T コレクションなど、キャンペーンフィルムにはブランドのアイコンであるジュエリーの数々が登場。

中でも注目すべきは、ジェイ・Zが着用しているカフリンクス。ジャン・シュランバージェによる名作ブローチ「バード オン ア ロック」を、ティファニーの職人がカフリンクスに仕立て直した唯一無二のクリエイションだ。

ジャン・シュランバージェは、1960-70年代にかけて上流階級たちのお気に入りのジュエリーデザイナーとして知られていた。だからこそ、一目見てそれと分かるジャン・シュランバージェのユニークなデザインが、現代の最も偉大なクリエイターの一人に受け継がれているのだ。

■撮影の舞台はロサンゼルスの邸宅

ノスタルジックなフラッシュバックと映画のような夢のあるビジュアルが織り交ぜられたキャンペーンフィルムの撮影は、オルム・ハウスと呼ばれるロサンゼルスの邸宅で行われた。

建築家ゾルタン・パリ(Zoltan Pali)が設計した、総面積18,800平方フィートを誇る3階建ての豪邸は、高級住宅地ベル・エアの丘の上に周囲を見おろすように建設されている。カーター夫妻自らが、この邸宅を「アバウト ラブ」キャンペーンの舞台として選んだ。

カーター夫妻とティファニーの間の密接なコラボレーションとビジョンの共有により実現したフィルムは、無駄を削ぎ落としたナチュラルな仕上がり。

2人のさりげなく切り取られた親密な瞬間を通して、言葉では言い表せないケミストリーを表現している。キャンペーンでは、恋い焦がれる気持ち、再会、そして時空を超えた絆のラブストーリーが描かれている。

極上の映像は一見の価値ありだ。

ABOUT LOVE:https://youtu.be/ZOXO1Cyu1WY

https://www.tiffany.co.jp/

(Yuko Ogawa)