コロナ禍で見つめなおす「東京の暮らしとココロの居場所」を探す旅プロジェクト

自分にとって最適の暮らし方を探るヒント。

■社会課題をより現実的に見つめ直す視座転換

ソーシャルコンテンツスタジオ「Harumari」は、様々な社会課題を普段とは違った角度から見つめることで、社会課題とされるテーマを、より柔らかく、より現実的に見つめ直す視座転換のクリエイティブで自分ごと化する機会を提供している。

コロナ禍をきっかけにした”暮らしの見つめ直し”を後押し、東京以外のココロの居場所=セカンドタウンを探しにいくトラベルプロジェクト「Second Town Journey」を新たにスタート。

8月16日(月)より第一弾「広島県尾道市」篇を特設サイトにて公開した。

■セカンドタウンを探すためのトラベルプロジェクト

テレワークやワーケーションなど働き方が自由になるなか、東京以外の場所に暮らす選択肢が生まれてきている。その一方で、仕事や暮らしのメイン拠点としてなかなか東京は外せない面もある。

“すべてに満たされているようで、どこか足りない東京の暮らしに、もうひとつの居場所があったら……。” きっと、ココロもカラダも社会とのつながりも、もっと豊かになるはず。そこで、ハルマリが考えたのが、東京で暮らす私たちのセカンドタウンを探すためのトラベルプロジェクト「Second Town Journey」。

■東京にはないスタイルや価値観を発見する

このプロジェクトは、従来の旅のように観光を目的とせず、現地で暮らすようにゆっくりじっくりと過ごして、東京にはないスタイルや価値観を発見する旅を目指している。

それは、東京の自分とは違う、もうひとりの自分を生きるような感覚。いつもとは違う価値観の中でいつもとは違う自分自身を発見することで、かえって東京での仕事や生き方にポジティブにフィードバッグができるのではと考えている。

「Second Town Journey」の特設サイトでは、ハルマリ編集部が実際にさまざまな土地に赴き、感じたことや気持ちの変化などをまとめ、公開する。

■長期滞在で見えてきた、尾道のクリエイティブな世界

ひと昔前は、東京がカルチャーの発信地だったが、現在そのクリエイティビティは地方へ分散されている。

尾道には、NPO法人「空き家再生プロジェクト」の豊田雅子氏や、尾道唯一のシェアオフィス「ONOMICHI SHARE」のコンシェルジュ、後藤峻氏をはじめ、自分の意思で何かを切り開くチャレンジ精神が旺盛な人たちがいて、仲間を集めて新しいムーブメントを生んでいる。

第一弾「広島県尾道市」篇では、長期で滞在することで見えてくるその土地らしさや尾道に生きるクリエイターの考え方を探った。

現地で1週間暮らし、クリエイターや地元の人たちと交流することで感じたこの旅の記録を特集サイトで公開した。

コロナ禍は、私たちの生活に大きな打撃を与えているが、これからの生き方・働き方を考えるきっかけになった面は確かにある。「Second Town Journey」プロジェクトは、自分にとって最適な道を探るためのヒントを与えてくれそうだ。

Second Town Journey:https://harumari.tokyo/feature/second-town-journey-onomichi/
Harumari公式サイト: https://harumari.tokyo/

(冨田格)