埼玉の蔵元が150年磨きをかけた渾身の熟成酒「究極のまるい酒 π」を発売

数々の受賞歴のある名匠6代目と、新進気鋭の7代目が「究極のまるい酒」作りにチャレンジ。熟成による深い味わいを試してみよう。

明治4年創業・埼玉県の蔵元「鈴木酒造」が、150年磨きをかけた渾身の記念酒を製造。「究極のまるい酒 π」を発売する。

■「究極のまるい酒」作りにチャレンジ

日本酒における熟成に関しては、まだまだ可能性を秘めた分野だ。熟成には「常温」「低温」「併用」などにより、味わいや風味が変わってくる。鈴木酒造が目指す「究極のまるい酒」を、27歳新進気鋭の7代目のアイディアを取り入れつつ、毎年テイスティングし味や風味を確かめながら、今年がベストだと判断し「究極のまるい酒」をリリースする運びとなった。

「究極のまるい酒 π」は、伝統の井戸からくみ上げる軟水を使用し、3年の低温長期熟成による深い味わいを実現。冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やした状態で楽しむのがおすすめ。

・「まるい酒 π」純米吟醸
メロンのような華やかな香りと、すっきりとした酸味を楽しめるさわやかな1本。 イタリアンなどの洋食に合わせ、ワイングラスで楽しむのがおすすめ。

アルコール度数:16度
日本酒度:+5
容量:720ml
価格:3,000円

・「まるい酒 π」純米大吟醸
穏やかな吟醸香があり、くせがなくするすると飲み続けられる洗練された味わい。 余韻は長すぎず、素材の味を生かした和食との相性が抜群。

アルコール度数:16度
日本酒度:+1
容量:720ml
価格:5,000円

販売方法:鈴木酒造店舗/ネット通販

■鈴木酒造について

廃藩置県が行われた明治4年(1871年)に、埼玉県南埼玉郡岩槻町(現在の埼玉県さいたま市岩槻区)で酒造りを始めた鈴木酒造では、地下からくみ上げる軟水の特長を活かした、すっきりと柔らかくどのような料理とも合う食中酒を追求してきた。

新たな熟成日本酒が、食事とのペアリングに華を添えてくれるだろう。

URL:https://www.sakekura.net/

(田原昌)