港区・青山にまるで立体的カタログのような「ショールーム 」OPEN

マイホームのプランを練っている人、賃貸物件を建てようと構想しているオーナーは、必見。

■立体的なカタログのような新ショールーム

住宅設備機器と建築資材のインターネット販売を行う「サンワカンパニー」は、東京都港区の東京ショールームを6月16日(水)に移転リニューアルオープンした。

新たな東京ショールームは、前ショールームから徒歩1分の距離に位置し、ヒューリック南青山ビル7階、8階の空中階にある。

7階洗面展示エリア

サンワカンパニー商品の展示に加えて、グラスウールを使用したカウンターや天然の木、石を切り出したままのベンチを配置するなど、様々な素材を体感しながら思わず一周してしまうような回遊性のあるショールームがコンセプトとなっている。

8階タイル展示エリア

ショールームの設計を担当した山路哲生氏の設計コンセプトを紹介しよう。

直行する壁を分解することで、壁と壁の間に「隙間」を作り、壁1枚1枚をアートウォールのように自立させました。ショールームとして展示するために必要な壁量は最大化させつつも、壁に囲われた個室を作らず、大きな1ルームとしています。その「隙間」を縫うように歩くことで導線が長くなり、体感として広がりを感じるようになっています。隙間から壁や商品が見え隠れすることで、来館者を奥へ奥へと自然に誘導しています。

サンワカンパニーのタイルを使用することで、壁そのものもひとつのサンプルとなっている。視野の中にできるだけ多くの壁面を覗かせることで、体験を途切れさせず、立体的なカタログをめくるように回遊できることを目指している。

レセプションカウンター

構想中のマイホームや賃貸物件のヒントが見つかるかもしれない。ショールームを訪れる際は、事前の予約が必要だ。

東京ショールーム情報:https://www.sanwacompany.co.jp/shop/app/contents/showroom_detail/tokyo/

(冨田格)