現行フォレスターは、2018年7月にデビューした5世代目。その後の年次改良では、2019年にリヤシートリマインダーというユニークな機能などを採用し、2020年にはe-BOXER搭載グレードの拡大に加えて、最上級グレードの「スポーツ」を設定した。
今回の改良では、SUBARUのデザインコンセプトである「BOLDER」を表現したフロントフェイスや新デザインのアルミホイールを採用し、SUVとしての力強さや存在感を増幅。ボディカラーには、3色のアースカラー(新色)を含めた全10色を揃えている。
内装では、グレードのキャラクターに合わせてシート素材が厳選され、たとえばアクティブな「X-BREAK」では防水性ポリウレタンシート、最上級グレードの「スポーツ」ではウルトラスエード×本革シートが標準装備される。
また、e-BOXERのトップグレード「アドバンス」では、ブラックorブラウンの本革シートをオプションで選択することができる。
ラインナップに変更はなく、2.0Lの水平対向・直噴エンジンにモーターを組み合わせたe-BOXERを搭載する「ツーリング」「X-BREAK」「アドバンス」と、1.8Lの水平対向・直噴ターボエンジンを搭載する「スポーツ」が並ぶ。
その一方、全グレードを対象に足回りがリチューンされ、しなやかさとスポーティさを高次元で両立しているという。
また、e-BOXER搭載グレードでは、高いエンジン回転数を維持してスポーティなコーナリングを愉しめる、「e-アクティブシフトコントロール」が標準装備される。
ちなみに標準装着タイヤは、「ツーリング」と「アドバンス」がサマータイヤ、「X-BREAK」と「スポーツ」がオールシーズンタイヤとなる。
全グレードで標準装備される新世代アイサイトは、ステレオカメラの広角化やソフトウェアの改良により、これまで以上に幅広いシーンで安全運転をサポートする。価格は、8月の正式リリース時に発表される。
(zlatan)
画像元:SUBARU
- 1
- 2