オンライン酒蔵ツアーと日本酒がセットになった、新しいカタチの酒蔵巡り。

■酒蔵をオンラインで旅するサイト「TSUGoo」

TSUGoo（ツグー）は、酒蔵をオンラインで旅するサイト「TSUGoo」をオープン。「オンラインジャーニー」という形で酒蔵を訪問し、造り手たちのバックストーリーにふれながら、自宅でお酒を味わうという、新しいお酒の楽しみ方を提案するサービスだ。

今回は岡山・倉敷に飛び、老舗酒蔵「菊池酒造」をオンラインジャーニー。父の日前日ということで、「父の日特別企画」も用意している。

■「米・水・技」の三拍子が揃った、品質本位の酒造り

かつて千石船が行き交い、諸国の物資が集まる問屋が軒を重ねていた備中玉島港町（現・岡山県倉敷市玉島）。この歴史ある問屋街の一角で、明治11年から品質本位の真面目な酒造りを行うのが「菊池酒造」だ。酒名は「燦然（さんぜん）」。数多い酒のなかにあって、一段と輝く素晴らしい酒であるようにという願いが込められている。

菊池酒造の酒造りの特徴は、地域に根ざした「米・水・技」の融合にある。

酒米の王様「山田錦」や地元・岡山県産の「雄町」「朝日」など、酒造りに適した米を選び抜いた。優れた水質を誇る高梁川流域の水を使用。そして、上質な原料の良さを引き出す「技」を提供するのが、備中杜氏だ。地元の粋を結集し、きめ細やかで丁寧な味わいを生み出す。これが菊池酒造の酒造りだ。

「燦然」は、「旨みがあってキレが良い」「一度飲んだら忘れられない」と評判が高く、令和2酒造年度全国新酒鑑評会でも金賞を受賞した。

■現代の仕込み唄？美しいクラシックが響く酒蔵

菊池酒造の五代目蔵主・菊池東社長は、平成８年に酒造りの責任者である杜氏になった。菊池社長は筋金入りの音楽家で、酒造りにも音楽を取り入れている。

酒蔵に入ると、もうもうと立ち込める蒸気のなか、美しいクラシック音楽が鳴り響いている。酒造りでは「一に麹、二に酛（酵母）、三に造り」といわれるほど多くの工程で微生物の力が重要になるが、菊池社長は「微生物も生き物なので、心地よい音楽を聴くと活動が活発になるかもしれない」と考え、モーツァルトの楽曲をかけているという。

■菊池酒造のオンラインイベント開催

菊池東社長と、その息子で専務取締役・菊池大輔さんの案内で酒蔵を回り、酒造の歴史や酒造りのこだわりなどを聞く。

自宅に届く商品は、「燦然　純米大吟醸　雄町」と「燦然　特別純米　雄町」。備中流の伝統とモーツァルトの調べが融合した美酒に酔いしれながら、約１.5時間のオンラインジャーニーを堪能しよう。

また「父の日特別企画」として、TSUGooオリジナルのメッセージカードを用意。応募の際にお父さんへの感謝を伝えるメッセージを記入すると、メッセージカードに印字して商品と合わせて同梱する。

今回は父の日ということで、特別価格になっている。この機会に、日本酒好きのお父さんへプレゼントしてみては。

日時：６月19日（土）15:00〜16:30
申込み期間：6月14日（月）まで
料金プラン：
Aセット「たっぷり飲み比べプラン」　7,500円
「燦然」720ml　2種類、岡山産魚介系おつまみセット
Bセット「おためしプラン」　5,000円
「燦然」300ml　2種類、岡山産魚介系おつまみセット
Cセット「イベント参加のみプラン」　200円
TSUGoo：https://www.tsugoo.com/

※全て送料、税込

（田原昌）