ノルウェージャンクルーズラインが来年夏デビューの「プリマクラス」発表

海外旅行に行けない状態が続いているが、旅行業界はアフターコロナをターゲットに着々と準備を進めている。

■2022年夏、新たなクルーズ船がデビュー

54年にわたってクルーズトラベルに常に新機軸を打ち出し業界をリードしてきた「ノルウェージャンクルーズライン(NCL)」。

10年ぶりとなる次世代新グランドブレーキングクラス「プリマクラス」6隻のうち、待望の第1隻目による北ヨーロッパ、イギリス、カリブ海、バミューダを巡るセンセーショナルなクルーズの販売を開始した。

ファミリースイート

2022年夏にクルーズをスタートする「ノルウェージャン プリマ」は、全長965フィート、総トン数14万2500トン、乗客定員は2人部屋利用で3,215名。

エキサイティングなクルーズ航行日程、より広いオープンスペース、気配りが行き届いた優れたデザイン、さらに様々な新体験にノルウェージャンらしい卓越のサービスも加わり、新たなクルーズ時代の到来を象徴するものとなりそうだ。

ヘブンサンデッキ

■アウトドアや海とのつながりを具体化

「ノルウェージャン プリマ」は、コンテンポラリー&プレミアムクルーズのカテゴリーにおける新造クルーズ船の中で最も高いスタッフレベルとスペース比率を提供し、他に類を見ないゲストエクスペリエンスを実現する。

スイートルームの13カテゴリーは洋上最多、新造クルーズ船中最大の3ベッドルームスイート、ブランド史上最大のインサイド/オーシャンビュー/バルコニーの各ステートルーム、さらにスタンダードのステートルームカテゴリーとしてはブランド史上最大のバスルームとシャワーを備えている。

また、新造クルーズ船の中で最も広い屋外デッキスペースを備えていて、プールデッキの総面積はNCLの他のどの船よりも広く、複数のインフィニティプールを設置。

インフィニティビーチ

アウトドアや海とのつながりをさらに具体化するため、業界に先鞭をつけたザ・ウォーターフロントのスペースを2倍に拡大。オーシャンブルバードを導入してこれまで以上に様々な体験や食事のオプションを追加した。

約4,088平方メートルのオーシャンブルバードは、デッキ全体を包み込むように配置され、ゲストはデッキを隅々まで歩き回ってオーシャンビューを堪能しながら、数々の優れたアウトドアアクティビティに参加することができる。

■食の楽しみも充実

様々な料理と魅惑的な色と香りを楽しめるようにというコンセプトのもと、NCL初となるフードホールが誕生。

スイート中心の「ココス」、アメリカ南部の懐かしの味「Qテキサススモークハウス」、ロースト料理の「シーサイドロティスリー」、様々なベジタリアンメニューを提供する「タマラ」、ペイン風のストリートフードを提供する「タパスフードトラック」、「スターバックス」など11のテナントで成り立っている。

インドルジフードホール

他にも「オンダ・バイ・スカルペッタ」「ロス・ロボス」「ザ・ローカルバー&グリル」など、屋内外の席を提供する3つのダイニングが追加され、クルーズの間は多彩な食事が楽しめること確実だ。

オンダバイスカルペッタ

アフターコロナの楽しい旅のプランを計画しながら、もう少し自粛生活を頑張っていきたい。

ノルウェージャンクルーズライン:https://www.ncl.com/jp/ja/

(冨田格)

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