天然素材の実装を実現!アディダスとオールバーズのコラボシューズ「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」

ライバル関係のスポーツブランドであるアディダスとオールバーズが異例のコラボレーションを実現。独自技術や素材のイノベーションを共有することで、カーボンフットプリント排出(温室効果ガス)を低減したデザインプロセスに成功した。

そして誕生したアイテムがカーボンフットプリント3kgCO2e以下のフットウェア「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」だ。

■アディダス×オールバーズの「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」

FUTURECRAFT.FOOTPRINTは、よりサステナブルなデザインへの新しいアプローチと、カーボンフットプリントを大幅に削減する製造方法に成功した。1足あたりのカーボンフットプリントはわずか2.94kg CO2eとなり、63%削減を実現。

開発チームは大陸間の時差を越え、開発から納品までの作業をデジタルで行い、カーボンフットプリントの排出量を抑える開発プロセスを採用した。

アディダスとオールバーズの各チームは、プロダクトデザイン、素材イノベーション、サステナビリティ、サプライチェーンの全てにおいて分析的な手法を用いながら、あらゆる構成要素とプロセスの見直しを行いました。パフォーマンスを損なうことなく、可能な限りカーボンフットプリントを抑えるフットウェアを製造するという共通のビジョンを追求した結果、わずか12ヶ月の間に素材、製造技術、パッケージに至るまで全てを再考することに成功。

イノベーションの中心で相乗効果を発揮したのは、各ブランドの独自技術である2つのテクノロジーだった。アディダスで人気のミッドソールLightstrike(ライトストライク)をベースに、同じ性能基準でテストされたFUTURECRAFT.FOOTPRINTのミッドソールは、オールバーズのサトウキビをベースにしたSweetFoam(スウィートフォーム)で再構築され、低炭素の天然素材の実装が実現した。

また、新たに開発されたアッパー素材は70%のリサイクルポリエステルと木材パルプから作られた天然素材テンセルを30%使用。滑らかで軽量なアッパーは、パフォーマンスを発揮しながら、カーボンフットプリント排出量を大幅に削減している。

FUTURECRAFT.FOOTPRINT21年秋冬に予定されている一般販売に先駆け、本日5月13日(水)より、コラボレーションモデル(非売品)を世界で100足限定でプレゼントするadiCLUB(アディクラブ)会員対象のキャンペーンを開始。

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https://adidas.onelink.me/ihha/membersweekmayjpraffleallbirds

実施期間は5月13日(水)10:00~5月21日(金)8:59。21年秋冬にて数量限定で一般発売予定となる。

サステナブルでデザイン性にも拘った同シューズはファッション通から注目を集めそうだ。

(IKKI)